富士山を背景にスカイパイロットTCを設営したキャンプサイトの写真。晴天の下、広いフリーサイトにゆったり張られた様子がわかる。
※本記事には広告を含みます。

我が家がサバティカルスカイパイロットTCを迎えたのは 2020年10月。
抽選販売でやっと購入してから、気づけばもう約5年が経ちました。

これまでさまざまなキャンプ場で張ってきましたが、
今でも変わらずお気に入りのテントです。

本記事では、スカイパイロットTCを約5年間使ってきた実体験をもとに、

  • 実際に感じた良いところ・注意点
  • 区画サイトでの設営サイズ感(10×8m・10×10mサイトの実例あり)
  • 跳ね上げ・メッシュ・冬装備などの設営スタイル
  • 専用インナーテントの使用感
  • テントinテントのカンガルースタイル(エリクサー3使用)の実例

などを、たっぷりの写真と一緒に詳しく紹介していきます。

スカイパイロットTCが気になっている方はもちろん、
すでに使っていて「もっと張り方を工夫したい」という方にも、
きっと参考になる内容だと思います。

ぜひ最後まで読んで、自分のキャンプスタイルに合うかどうか想像してみてくださいね。

▶ スカイパイロットTCの販売状況はこちら(A&F公式オンラインストア)

(※サバティカルのテント一覧ページに移動します)


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実際に使ってわかった注意点(ここだけは知っておいてほしい)

重い

スカイパイロットTCの総重量は約22.4kg(本体14.7kg、ポール5.6kg、ペグ2.1kg)。
数字で見てもわかるとおり、とにかく大きくて重いテントです。

我が家では、幕(ロープを取り付けた状態)とポールを分けて運搬・保管しています。
これだけでも、持ち運びはかなりラクになりますよ。
(※キャンプの際に別保管のポールを持っていき忘れないように注意!

とはいえ、幕がTC素材(コットン×ポリエステル混紡)なので、幕だけでもずっしり。
この「重量感」が大型シェルターのカッコよさでもありますが、
運搬や帰宅後に乾かすときは、やっぱり一苦労です。

家のベランダまでえっちらおっちら運んで干すなど、後片付けも体力勝負
最近我が家では、駐車場で車に覆いかぶせて乾かすのが一番ラクだと気づきましたが、
それでもなかなかの重労働なので、できるだけキャンプ場でしっかり乾かしてから撤収するようにしています。

さて、「重さ」は確かにデメリットのひとつですが、
そのぶんTC素材ならではの安心感があり、キャンプ中はむしろ大きなメリットになります。
寒い日には外の冷気をしっかり遮り、夏は強い日差しをやわらげてくれます。
幕内は暗すぎず明るすぎず、ほどよい落ち着きがあり、季節を問わず快適に過ごせます。
さらに、焚き火の火の粉に強いのも大きな魅力です。

「大きくて重いけれど、そのぶん頼れる!」
スカイパイロットTCは、そんな幕だと思います。

区画サイトや傾斜サイトでは設営に工夫が必要

スカイパイロットTCのサイズ

W720×D380×H270cm(※設営の際にはロープも張るため、これ以上のスペースが必要)

スカイパイロットTCは、まさに堂々たるサイズの大型シェルター
そのため、区画サイトや傾斜のあるサイトでは、設営に少し工夫が必要です。

狭い区画では、テントの向きを調整したり、ロープを短めに取ったりして
なんとか収めることもあります。

また、木が多い林間サイトでは、ロープを張る位置を考えた上での設営や、
サイト内の木や岩をうまく利用するなど、その場の地形に合わせた対応が求められます。
傾斜のある場所では、張り方のバリエーションで工夫をしたり、高さを変えられるポールなどがあれば役立ちます。

さらに、スカイパイロットTCは幕体が大きいぶん風を受けやすいため、
風のある日には設営前に風向きを確認しておくのがおすすめ。
完全に閉じた状態なら比較的安定しますが、
跳ね上げスタイルやメッシュ開放時は風の通り道を意識した設営を心がけています。

ちなみに我が家は、強風を含めた悪天候が予想される日は迷わずキャンプを中止するスタンス
そのためか、これまでに幕が破れたりしたことはありません。

設営の工夫やスペース感については、
後半の「サイトの広さ別レイアウト実例」で、実際の写真とあわせて詳しく紹介しますね。

ポールの位置や天井の低い部分について

スカイパイロットTCのセンターポールの写真

スカイパイロットTCの特徴のひとつが、
室内のど真ん中にメインポールが立っていること。

このセンターポールは幕のシルエットを美しく保つための大事な構造ですが、
実際に使ってみると、レイアウトを考えるときに少し気をつかうポイントでもあります。

たとえば、テーブルやコットを置く際にはポールを避けながらの配置が必要。
特にお座敷スタイルにする場合は、シートやマットをポールをよけて敷き詰めることになるので、
このあたりはちょっとした工夫が求められます。


また、両サイドのサブポールも幕の内側に立っているため、
人によっては少し邪魔に感じることがあるかもしれません。

専用インナーテントを入れる時や、中に小型テントをカンガルースタイルで設置する時は、
テントをサブポールの内側に配置することになるため、
スカイパイロットTCの幕とサブポールの間が完全にデッドスペースになります。
(といっても、ほんの少しの空間ですが)
※画像で入れている赤いテントはMSRエリクサー3です。

逆に、インナーテントを入れていない状態では、サブポールはそれほど気になりません。
むしろサブポールのおかげで天井がしっかり高く、幕の立ち上がりも良いため、空間を無駄なく広く使えます。

棚を置いたり、サブポールを利用して小物を吊るしたりと、アレンジの自由度も高いです。
(ボックスティッシュやランタンなど、軽いアイテムを引っかけるのに便利ですよ)


スカイパイロットTCは、センターポール+4本のサブポール構造によって
天井が高く、空間を広く使えるのが大きな魅力です。
ただし、幕が斜めに降りている部分は天井が低くなるため、
くつろぎスペースは中央寄りに広くとり、
天井の低い部分にはロースタイルのラックやボックスを置くとバランスが良く、過ごしやすくなります。


スカイパイロットTCの広い空間を最大限に活かすためには、
あらかじめギア配置をイメージしておくことがポイントです。

良い点(おすすめな点)

ここからは、スカイパイロットTCの
「ここが好き!」「ここがおすすめ!」というポイントを紹介します。
実際に使ってみたからこそ分かった魅力をまとめました。

見た目の美しさ!デザインがカッコイイ!

富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジの富士山が見えるサイトにスカイパイロットを設営した様子

スカイパイロットTCは、なんといっても デザインが本当にカッコイイ です。
センターポールと4本のサブポールで形作られる、端正なシルエット。
その美しさに、我が家は一目惚れでした。

幕のライトベージュも自然になじむ絶妙なカラーで、
芝生サイトでも林間でもどんなロケーションにもすっと溶け込んでくれます。

夜に輝く星々とスカイパイロットTCの明かり

そして夜になると、スカイパイロットTCは昼とはガラッと違う表情になります。
ランタンのあたたかい光が幕越しにふんわり広がり、星空との相性もバツグンです。

室内には、ランタンを吊るすための ハンガーテープ(吊り下げ用リング付き) が標準で付属しているので、
お気に入りのライトをちょうど良い位置にセットできるのも嬉しいポイント。

我が家はベアボーンズのエジソンストリングライトLEDを吊るして使っています。

ハンガーテープのリングにカラビナを引っかけるだけで取り付けられ、
光が均等に広がってテントの中がぐっとオシャレな雰囲気になります。

ベアボーンズはデザインと実用性のバランスが良く、スカイパイロットTCとの相性も抜群です。

スカイパイロットTCは、光と影のコントラストが本当に美しく、
焚き火をしながら幕を眺めている時間は最高の癒しです。

張るだけで絵になるテントだな、といつも思います。

設営が簡単

スカイパイロットTC(テント)の設営でペグ打ちをしている様子

スカイパイロットTCはサイズこそ大きいものの、
実は思っているよりずっと設営が簡単です。

理由は、最初の「自立させる手順」がワンポールテントとほぼ同じだから。
ワンポールテントを建てたことがある人なら、この工程のスムーズさに驚くと思います。

スカイパイロットTCの設営手順(ざっくり版)

  1. 幕を広げ、決められた4か所をペグダウン
  2. センターポールを差し込んで自立させる
  3. 前後のサブポールを立てる
  4. 両サイドのサブポールを立てる
  5. 各部分をペグダウン
  6. ロープを張って完成!

大きなシェルターとは思えないほどシンプルな流れで、
初めての時もほとんど迷うポイントがありませんでした。

ただし、この「設営が簡単」というメリットは、
広くて平らなサイトであることが前提です。

後半の実例でも詳しく書きますが、
狭い区画や傾斜のあるサイトでは、向きやロープの張り方に工夫が必要な場面も。
スカイパイロットTCを最大限快適に張りたいなら、サイト選びはとても大事だと思います。

空間が広い

スカイパイロットTCの大きな魅力の一つが、「圧倒的な広さ」
センターポールと4本のサブポール構造によって、想像以上にゆったりした居住空間が生まれます。

大人数キャンプにも対応できる堂々たる広さ

スカイパイロットTCの室内で4人がテーブルを囲んでいる様子

スカイパイロットTCは公式に「6〜8人対応」と記載されています。

シェルター(タープ)として使用する場合は、
大人数でテーブルやイスを並べても余裕の広さがあります。

グループキャンプのリビング幕としてもバッチリだと思いますよ。


また、スカイパイロットTCは広さに余裕があるため、
幕の中にテントを入れて使用しても、しっかりリビングスペースを確保できます。

ここでは、我が家が実際に使った 2つのスタイル を紹介します。

スタイル①:専用インナーテントを設置

スカイパイロットTCに専用インナーテントを設置した状態の写真。寝室スペースとして十分な広さと高さがある様子を示している。

スカイパイロットTCには別売りの「専用インナーテント」があります。
我が家でも使用していますが、見た目もスッキリしていて、吊り下げてペグダウンするだけと 設営がとても簡単

寝室+リビングがひとつの幕で完結する快適さは、シェルター型ならではです。

大人数の時はシェルターとして、家族だけの時はツールームとして、
というように使い分けられるのも魅力です。

スカイパイロットTCの専用インナーテント内で、父親と子どもが寝そべってくつろいでいる様子の写真。家族3人で使っても圧迫感がない広さを示している。

専用インナーテントの室内は高さ・広さともに十分で、4人用ということもあり、
家族3人で使っても圧迫感がなく、とても快適に過ごせます。

スタイル②:MSR エリクサー3を “カンガルースタイル” で設置

専用インナーテントを購入する前は、MSRの「エリクサー3」を入れて
カンガルースタイル(テントinテント)でよく使用していました。

エリクサー3(約213×172cm)であれば、スカイパイロットTCの片側にすっぽり収まり、
反対側は広いリビングスペースとしてしっかり活用できます。

専用インナーテントの代用としても十分機能するため、
すでに小型テントを持っている方は、まずカンガルースタイルを試してみるのもおすすめです。


スカイパイロットTCは本当に空間が広いので、
どのスタイルで使ってもゆとりのある快適なキャンプを楽しむことができますよ。

通気性が良い(4面をメッシュにできて快適)

スカイパイロットTCの4面メッシュ状態の公式画像

出典:SABBATICAL公式サイト「SKYPILOT TC」

スカイパイロットTCの大きな魅力のひとつが、
前後2面+左右2面、合計4面をメッシュにできること。

虫が苦手な我が家にとって、この機能は本当にありがたいポイントです。

日が暮れてランタンに虫が集まってくる時間帯でも、
メッシュを閉じておけば 快適な風を通しつつ、虫だけをしっかりシャットアウト!
これだけで夜の居住性がグッと上がります。

メッシュは風通しを確保しながら、
直射日光をやわらげてくれる“日よけ”としての役割も果たしてくれるため、
幕は閉じたくないけど日差しが強いという時にも便利です。

風の量・日差しの強さ・虫の多さなど、状況に応じて開け方を細かく調整できるので、
春〜秋のキャンプでとくに快適さを実感できる機能だと思います。

年間通して使える

スカイパイロットTCは、オールシーズン快適に使えるテントだと実感しています。
季節ごとに使い方を少し変えるだけで、春夏秋冬しっかり対応してくれます。

※なお、我が家は猛暑日(真夏の炎天下)や雪中キャンプは行わないスタイルなので、
過酷な環境での使用レビューは含まれていません
あくまで「一般的なキャンプシーズンでの実体験」に基づいた感想になります。

夏】メッシュ&跳ね上げで風通し抜群

4面をメッシュにできるスカイパイロットTCは、
風通しにも日よけにも優れています。

大きく跳ね上げれば開放感抜群のタープスタイルにもできるので、
広い屋根の下で直射日光を避けつつ、快適にキャンプができます。

【冬】暖房+TC素材であたたかい

スカイパイロットTCは、TC素材(コットン×ポリエステル混紡)で保温性が高く
さらに裾にはスカートが付いているため、
冬キャンプでも暖かさを逃がしにくいのが魅力です。

スカイパイロットTCの裾まわりのスカートの説明写真

裾まわりのスカートをしっかり下ろしておくことで、
冷たい外気の侵入をかなり抑えられます。

不要な季節や跳ね上げ時には、巻き上げて固定できるので、
通年を通して扱いやすい点も気に入っています。

スカイパイロットTCの室内でストーブを囲んで親子で過ごしている様子

我が家の冬キャンプでは、
・石油ストーブ(※常に換気を徹底し、就寝時は必ず消しています)
・テント内テント(専用インナー or MSRエリクサー3)
を組み合わせて使っていますが、
外気が冷えていても室内はとても暖かく過ごせますよ。

【 春・秋】のんびり過ごすのにベストシーズン

春と秋は、まさにスカイパイロットTCの快適さが際立つ季節。

気温が穏やかな時期は、跳ね上げやメッシュなど
自分の好みのスタイルを試しながら、のびのびとキャンプを楽しめます。


このように、季節ごとに張り方を変えられるのがスカイパイロットTCの魅力です。

跳ね上げ・メッシュ・ストーブ・カンガルースタイルなど、
シーズンに応じてさまざまな使い方ができるため、
一年中バランスよく活躍してくれます。

オールシーズン対応の実用性に加えてデザイン性も高く、
総合的に見ても非常に満足度の高いテントだと感じています。

火の粉に強いTC素材

スカイパイロットTCの前で親子が焚き火を楽しんでいる様子

スカイパイロットTCは、TC素材(コットン × ポリエステル混紡)を採用しているため、
火の粉に強いのが大きなメリットです。

キャンプでは焚き火をする機会が多いので、
火の粉がそこそこ飛んでくる環境でも安心して使えるのは、本当にありがたいポイントだと思います。

実際に我が家も焚き火中に薪がはぜて、
大きめの火の粉がスカイパイロットTCの幕の上に乗ってしまったことがありました。
気づいて払い落とすまでに数秒かかったのですが、
焦げ跡どころか穴もまったく開いておらず、幕のタフさに本当に驚きました
(ちなみにその日の火の粉で、私のズボンには穴が開きました…泣)

ただ、いくら火の粉に強いとはいえ、
メッシュ部分は別素材のため、焚き火の向きや距離には十分注意が必要です。
風向きを確認したり、焚き火から適切な距離をとるなど、
基本的な対策をしたうえで焚き火時間を楽しむと安心です。

大型シェルターとしてはコスパ良好

スカイパイロットTCは、大型シェルターとして見ても
「価格と性能のバランスがとても良い」と感じています。

TC素材、6〜8人対応のゆったりした広さ、4面メッシュ、
多彩な跳ね上げアレンジ、オールシーズンで使える汎用性など、
このクラスのシェルターとしては機能面が本当に充実しています。

一般的に、同規模の大型シェルターは 10万円台後半〜20万円台 に届くモデルも少なくありません。
そうした中で、必要な機能がしっかり揃ったスカイパイロットTCは、
総合的に見てもコスパの良い選択肢だと思います。

大型シェルターを検討しているなら、
スカイパイロットTCは候補に入れておいて損のないモデルだと思います。

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サイトの広さ別「スカイパイロットTC」レイアウト実例

激せま林間サイト

阿寺渓谷キャンプ場の狭い林間サイトにスカイパイロットTCを設営した様子
阿寺渓谷キャンプ場 山側サイト)

この日は、我が家のスカイパイロットTCの初張り
訪れたのは、阿寺渓谷キャンプ場 。山側のサイトを利用しました。

初めての設営にして、まさかの“激せま林間サイト”
細長い地形で木や岩も多く、本当に張れるのか不安になるほどの難条件でした。

実際、ペグが打てない部分も多かったため、

  • 大きな石にロープを巻きつける
  • 近くの木にロープを結んでテンションを取る

など、現地の地形をフル活用しながら何とか張り切ったのを覚えています。

狭い林間サイトでスカイパイロットTCを設営するため、石と木の両方を利用してロープを固定している様子

今振り返っても、この時が一番苦労した設営でした。

スカイパイロットTCは広いサイト向きではありますが、
工夫次第で狭い林間サイトでも張れるという良い経験になりましたよ。

傾斜のあるサイト

富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジの傾斜したフリーサイトに、スカイパイロットTCを設営している様子。斜めの地形と、その奥に見える富士山の絶景がわかる写真
富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ

狭いサイトで苦労したし、次は広々フリーサイトで!
と、意気込んで訪れた富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ

ところが、広いサイトだからこそ張りやすいかと思いきや、
選んだ場所が思いのほかしっかり傾斜していて、設営は意外と大変でした。

フリーサイトは自分で場所を選べる分、地形も読まなければいけないのですが、
この時は完全に見誤りました…笑

ただ、多少の角度があっても、
スカイパイロットTCは張ってみると圧倒的な存在感!
広い場所でこそ魅力がより際立つなと感じましたよ。

区画サイト(10m×8m)

うるぎ星の森オートキャンプ場の10m×8m区画サイトにスカイパイロットTCを設営した様子。横向きに張ったため隣のサイトとギリギリの間隔になっているレイアウト状況。
星の森オートキャンプ場 広場サイト)

この日は 10m×8m の区画サイトを利用しました。
一見すると広そうに見えるのですが、実際に張ってみると想像以上にギリギリ。

垣根のないサイトで横向きにレイアウトしたところ、
お隣さんとピッチピチ状態になってしまいました (;^_^A

我が家は、この頃になってやっと、
「スカイパイロットTCは、区画サイトだとレイアウトの自由度が低いかも…」
と気づきはじめました。

とはいえ、限られたスペースでも工夫すれば張れるので、
区画サイトを予約するときは最低でも10m×10m以上を目安にすると快適だと思います。

区画サイト(10m×10m)

竜洋海洋公園オートキャンプ場の10m×10m区画サイトにスカイパイロットTCを縦長スタイルで設営した様子
竜洋海洋公園オートキャンプ場 区画サイト)

区画サイトは向いていないかもしれない、と薄々気づき始めていた我が家ですが、
「竜洋海洋公園オートキャンプ場の区画サイトは広かった記憶がある!」
と、懲りずにチャレンジしてみたのがこの日です。(めげない精神w)

こちらは垣根付きの 10m × 10m の区画サイト。

しかし、実際に張ってみるとやっぱりギリギリ…!(やっぱりか〜!)

車との兼ね合いで横向きレイアウトは難しかったため、
この時は縦長スタイルで設営しました。
※夜の写真で少しわかりづらくてすみません。

縦長レイアウト自体は悪くないのですが、
スカイパイロットTCのポテンシャルを存分に活かして張るには、
やはりもう少し余裕のあるサイトのほうがしっくりきます。

「せっかくだから、ドーン!と大きく張りたい!張らせて!!」
そんな気持ちがさらに強まったのが、この頃でした。

広く平らな理想的サイト

竜洋海洋公園オートキャンプ場の広く平らなフリーサイトに、スカイパイロットTCを綺麗に設営した様子。広々した地形で理想的に張れている。
竜洋海洋公園オートキャンプ場 フリーサイト)

これまで狭いサイトや傾斜地で苦戦してきた我が家ですが、
「ついにきた…!」と思えたのが、この竜洋海洋公園オートキャンプ場のフリーサイトでした。

障害物ゼロ。
広い。
そして平ら。

スカイパイロットTCにとって、まさに理想そのもののロケーションです!

今までの苦労がウソのように、
驚くほどスムーズに、しかも短時間で美しく張れました(≧▽≦)

やっぱり大型シェルターはサイト選びが命!
適した環境で張ると、ここまで快適で気持ちいいのかと感動しました。

この日は、フリーサイトの開放感のなかで
スカイパイロットTCの魅力を思う存分満喫できましたよ♪

※スカイパイロットの新モデル「Synthetic Plus」について

この記事では「スカイパイロットTC」を実際に使った感想をお伝えしてきましたが、
A&F公式オンラインストアでは、新モデルの SKYPILOT Synthetic plus(スカイパイロット シンセティック プラス) が販売されています。
※2025年11月時点の情報です。

スカイパイロット Synthetic Plus は、ポリエステル生地を採用したハイスペックモデルで、

  • 大幅に軽量化(総重量 14.8kg / TCは 22.4kg)
  • 防水仕様になった(耐水圧 3,000mm)
  • 乾きやすくメンテナンス性が高い
  • 設営・撤収がよりラクになった
  • メッシュパネルが増え、通気性&視界が向上
  • サイズ(W720×D380×H270cm)やポール構造は TCと同等

といった特徴があります。

ただしポリエステル素材のため、

  • TCより火の粉に弱い(化繊テント共通の特性)
  • 3シーズン用(降雪・低温下には非対応)

といった違いもあります。

そのため、

  • 「軽さ・防水性・扱いやすさ」重視 → Synthetic Plus
  • 「焚き火の近くの安心感・保温性・質感の良さ」重視 → TC

というように、キャンプスタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。

この記事で紹介した
「レイアウトのコツ」「サイト選び」「空間の広さ」などの内容は
Synthetic Plus でもそのまま活かせると思いますよ。

▶スカイパイロット Synthetic Plus の商品ページはこちら

まとめ

スカイパイロットTCにプリントされたSABBATICALロゴのアップ写真

スカイパイロットTCを実際に使ってきて感じた魅力を、ここまで紹介してきました。

「デザインのカッコよさ」
「広々とした快適空間」
「季節に合わせた多彩な使い方」

どれを取っても、我が家はとても満足しています。

とにかく見た目が素敵で、張って眺めるだけでうっとりしてしまうテントです(#^^#)

ただし、サイト選びだけは本当に重要!
広くて平らなサイト(特にだだっ広いフリーサイト)は、スカイパイロットTCの魅力を最大限に引き出してくれます。

どのテントにしようか迷っている方には、ぜひ候補のひとつとして検討してみてほしいシェルターです。

▶ スカイパイロットTCの販売状況はこちら(A&F公式オンラインストア)

(※サバティカルのテント一覧ページに移動します)

なお、現在A&F公式オンラインストアでは 新モデル「スカイパイロット Synthetic Plus」 が販売されています。
価格や詳細スペックは、公式ページでチェックしてみてください。

▶スカイパイロット Synthetic Plus の商品ページはこちら

スカイパイロットTCはもちろん、Synthetic Plusもまた、張るたびにワクワクする、とっておきのキャンプギアになってくれるはずですよ♪

※ご注意
本記事は、我が家が実際にスカイパイロットTCを使用した経験をもとに書いています。
製品の仕様や価格、販売状況は変わる場合がありますので、
最新の情報はA&F公式オンラインストアなどでご確認ください。

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