「好来系」と呼ばれるラーメンが名古屋にあることをご存知ですか?

名古屋のご当地ラーメンと言えば、「寿がきや(スガキヤ)ラーメン」「台湾ラーメン」、最近では「台湾まぜそば」などを思い浮かべる人が多いかと思いますが、「好来系」も名古屋が誇るご当地ラーメンの一つです♪




あっさりとまろやかなスープに、太めの麺、柔らかく歯切れの良いメンマ、薄切りのチャーシュー、そしてネギが乗った、とてもシンプルに見えるけれど深い味わいのラーメンです。

そんな好来系の元祖が、名古屋市千種区にある「總本家 好来道場」さんです。

私が好来道場へ通うようになってから、すでに7~8年が経ちます。(← 道場へ通うなんて言うと、武道でも習っているみたいに聞こえますが、ラーメン食べてるだけですw)

何度食べても、いつ食べても美味しくて、飽きが来ません(*^-^*)

これ以上のラーメンには出会える気がしないです!


というわけでこの記事では、

私史上一番美味しいラーメン屋さん、「總本家 好来道場」をご紹介します!

長年通っていますが、先日初めてお店の方とお話をする機会がありました。

ずっと疑問に思っていたことなど、いろいろと伺うことができ、ますますファンになりましたよ(^^♪

では、そんな内容も盛り込みつつご紹介していきますね♪


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好来道場の基本情報



好来道場は、名古屋市千種区にあります。

總本家 好来道場
〒464-0847 愛知県名古屋市千種区春岡通6丁目1−16

営業時間:午前11時~午後2時
定休日:日曜日


最寄り駅は、名古屋市営地下鉄桜通線「吹上」駅です。徒歩7~8分。

桜通線東山線の両方が通る「今池」駅からも徒歩15分ほどで行けますよ。



↑ お店の外観です。

住宅地にひっそりとあるので、初めは通り過ぎてしまうかも。我が家は初めて行った時にはこの周辺をぐるぐるしました(^^;)



駐車場は、店舗の斜向かいに2台分と、30mほど離れた場所に9台分あります。



↑ こちらがお店の斜向かいにある2台分。一見、民家の駐車場っぽいですが、ちゃんと看板が置いてあります。



↑ そしてこちらが9台分。入口の看板に番号が書いてあるので、好来道場の駐車場の番号を確認して停めます。



9台の駐車場からお店を見るとこんな感じで、1本道路をはさんでいます。


営業時間は、月曜日~土曜日のお昼の3時間だけ

日曜日は定休です。祝祭日は営業されています。

また、スープや麺などが無くなり次第閉店となります。(売り切れは多くはないけど、年に数回はあるそうですよ)

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スープについて



好来道場(以下好来)のラーメンは、なんと言ってもスープが素晴らしいです!

あっさりとまろやかな優しい味です。

優しい味とか言うと、単に味が薄いのをイメージするかもしれませんが、そうではないです。

旨味たっぷりで、余計な雑味が無くて、シンプルに美味しい!!そんな感じです。

シンプルがゆえに、こってり系が好きな人には、はじめは薄く感じるかもしれません。実は私がそうだったので。

でも、食べ進めるうちに口の中が旨味でいっぱいになって、体も温まって、食べ終わる頃には何とも言えない満足感!

当時「ラーメンは絶対こってり系!」と思っていた私は、とても衝撃を受けました。

なので、こってり好きな人にも是非食べてみて欲しいなぁ(*´ω`*)

おすすめの味わい方♪

好来のラーメンはシンプルな状態が絶妙に美味しいので、ぜひ何もかけずに食べてみてください。



↑ こういう調味料セットがカウンターに置かれていますが、かけたくなっちゃうその気持ちをグッと我慢してみてほしい!

アツアツの時と冷めてきた時とで、スープの味が変わります!!

すごく不思議なんですが、スープが冷めてくると甘味が出てきます。

それがまたなんとも美味しい(^^♪ 冷めても味が落ちないです。

で、その甘味を堪能したら、今度は卓上調味料の中の「高麗人参酢」ほんの数滴スープに混ぜてみてください。

残っているスープの量にもよりますが、本当にごく少量で十分。私は2~3滴です。

ジャーって入れちゃうと後悔しますので気を付けてください。

高麗人参酢を入れると、更にスープのまろやかさが増して、コクも出て、「ん~~~~~!!(≧▽≦)」て、うなるくらい美味しくなりますよ(笑)

ちなみに私は、毎回丼ぶりを持ち上げて最後の一滴までスープを飲み干してしまうほどこのスープが大好きです(*^-^*)

他にも飲み干しているお客さんをよく見かけます。

あっさりしているからゴクゴクいけちゃうんですよね(#^.^#)

そして、食べ終わった後、しばらくの間舌に残る後味まで美味しいです!!


毎回、「美味しかった~」はもちろん、「しあわせ~(#^.^#)」って気分になります♪

私が好来のラーメンを一言で表現するとしたら、

りみ(ママ)りみ(ママ)

「幸せの一杯」


です。

ちなみに、パパ(夫)にも聞いてみたら、

パパパパ

「円熟」


だそうです。なんつーシブいコメント(笑)

とにかく、本当に美味しすぎて、好来のスープは神がかっているなぁ、なんて思います(*^-^*)

どんな味?どんな食材を使用しているのか?

そんな好来のスープは、雑誌などでは度々「たっぷりの根菜と豚骨、鶏ガラを煮出したスープ」などと紹介されています。



店内には、格言とともに「和漢根菜煮汁」という言葉も掲げられています。

「なるほどね~」なんて思いはしたものの、「何味」なのかはよくわからないし、説明もできない。

好来のラーメンって、「醤油」とか「豚骨」とかそういうドンピシャな表現ができない味なんですよね。

そこで、先日お店の方とお話しできる機会がありましたので、思い切って直接伺ってみました(*^-^*)

りみ(ママ)りみ(ママ)

好来のラーメンは何味なんですか?


と。

お店の方の返答はというと・・・

「うーん、何味というか・・・鶏ガラかな・・・」

と、まず鶏ガラというワードが出てきたのは意外でした(゚д゚)!そーなのかー。

てっきり、「お野菜の旨味を最大限に抽出して・・・」とか言われると思っていたのでびっくりしました。
※「何味か」という聞き方のせいもあるかもしれませんけどね(^^;)

その後、たくさん玉ねぎを使っていること、豚骨も入っていることなどを教えていただきました。

一番びっくりしたのは、ムロ出汁(ムロアジ出汁)も使っているということ。

お魚のお出汁が入っていたのか~~~~!!!

なんで気づけなかったのか・・・私の味覚って・・・( ;∀;)
(ちなみに知ってからも食べに行きましたが、やっぱりサカナサカナはしていなかったです。)

大きくて重そうな袋いっぱいのムロ節も見せていただきました(*’▽’)

ガシッと厚くて濃い色をした立派なムロ節。

これをふんだんに使っているのだそう(*´▽`*)

カツオ節でも煮干しでもなくムロ節。

それに根菜と鶏ガラと豚骨と・・・一つ一つこだわった食材を使って、あの旨味たっぷりのスープが出来上がっているようです(#^.^#)

あ、結局「何味」なのかはわかりませんでしたね・・・でもいろいろな食材の旨味のスープっていうことかな。

営業時間が3時間の理由

そうそう、スープは煮過ぎても煮なさ過ぎてもダメだそうで、営業時間が3時間なのもそのためなのだとか(゜o゜)



そういえば好来のラーメンは、閉店間近に行くと濃い目な時が多いなとは思っていました。

好来特有のあっさりスッキリとしたスープの良さは残しつつも、時間が経つにつれて、少し濃くるというか、深みが増すというかコクが出てくる。

どの時間が良いというのは正直なくて、どの時間にもその時間の美味しさがあるというのが好来のラーメンの魅力な気がします。


スープが美味しい貴重なその3時間だけ営業しているなんて、カッコイイですよね。

妥協無しで美味しいラーメンを提供してくださるその気持ちに、こちらも胸がいっぱいになりました(#^.^#)

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好来道場のメニュー



さて、好来道場のメニューをご紹介します。

と言っても、あるのはラーメンのみです(*^-^*)

ギョーザや白飯など、サイドメニューは一切ありません。

基本のラーメンは、「松」です。

チャーシュー3枚に加え、メンマネギがそれぞれ一掴み程度トッピングされています。

この「松」をベースとして・・・

「竹」・・・メンマ増量

「寿」・・・チャーシュー増量(+4枚)

「寿竹」・・・メンマとチャーシューどちらも増量

となっています。

また、「大松」「大寿竹」など「大」とつくものは、麺が大盛りです。

「松」



↑ こちらが基本のラーメン「松」です。

お値段は900円(税込み)。

アッツアツのスープが満タンに注がれた状態で提供されます(#^.^#)

本当にめちゃめちゃ熱いので要注意!

でもその熱さのおかげで更に美味しいのです(*´ω`*)

アツアツのスープを満タンにして提供してくれるお店って、意外と少ないと思うんですよね。貴重なお店です。

トッピングは、チャーシューとメンマとネギ。

チャーシューはなんと3枚も乗っていますよ(^^♪

厚切りの角煮みたいなチャーシューではなくて、薄切りのチャーシューです。

とても柔らかくて、甘味があって、本当に美味しい♪

ぶ厚いチャーシューも好きですが、好来のラーメンには、この薄切りのチャーシューが抜群に合います(*^-^*)

ちょっと厚めのやつが出てきた時があったのですが、ラッキー♪と思って食べたけどw、薄切りのチャーシューのほうが断然美味しいなとその時思いました。

チャーシューを作るためのお肉は、とても良いやつを使っているそうです(*^-^*)

チャーシューになる前のお肉の塊も見たことがありますが、確かに色も綺麗ですごい立派なお肉でした。

その厳選されたお肉を、丁寧に仕込んでいらっしゃるので、本当に美味しいです(#^.^#)

脂身は全くしつこくないし、上品な甘さがして、スープとの相性も素晴らしいです!


それからメンマ、これがまた美味い!!



コリッと柔らかい歯切れのいいメンマです。

噛んだ時に口の中でほどける感じです。

大きさや太さはまばらです。(←お店の基準はあるとは思います)

お店の方によれば、仕入れたメンマは、皮や硬いところを切り落とし、品質の良いところだけを選んで調理されているそう。

そんなところにも手間がかかっているんですね(*´ω`*)



そして麺は、黄色っぽい色をした、やや太目の麺。

うどんみたいに強いコシがある感じではなくて、ツルッとした舌触りでのど越しが良い麺です(*^-^*)

スープとよく合うし、麺自体の味もとても美味しいです。

あと、一般的なラーメン屋さんの麺よりも長さが短いと思います。たぶん。

だから麺がすすりやすくて食べやすいです。

お年寄りや小さい子でも食べやすい長さかなと思います。

割とガッツリお箸で麺をすくっても、噛み切ることなくツルッと一口で食べられるのがいいです(*^-^*)


最後にネギ。

これもなかなか良いネギを使っていらっしゃるようです。

スープや他のトッピングの美味しさを引き立ててくれる存在です。

ただ、私はメニューの「ねぎ多し(ネギ増し)」はあえて頼みません

なぜかというと、1度だけ「ねぎ多し」を食べたことがあるのですが、繊細なスープの味がネギの香りと辛みでよくわからなくなってしまったから。

味の濃いこってりしたラーメンにはネギをたくさん入れるのが好きですが、好来のラーメンにはネギは追加しないほうが美味しく食べられます。(あくまで個人的な好みですが・・・)


というわけで、初めて好来のラーメンを食べるなら、基本ラーメン「松」が絶対おすすめです♪

具、味、温度、それぞれが絶妙なバランスで、完璧な仕上がり。それが「松」。

いろいろ食べても結局終着点はここになる、それが「松」。

「大松」



こちらは、「大松」です。

なんとチャーシュー7枚です!(写真は8枚に見えますが規定数は7枚です)

当然チャーシューは美味しいし、いっぱい食べれて嬉しいっ(≧▽≦)

と、思ったのですが、2点気になることがありました。それは・・・

  • 提供時のスープの温度が「松」に比べて少し低くなる
  • スープの味がチャーシューに寄りすぎる(塩気が強くなる)

スープの温度は、当たり前っちゃ当たり前のことなんですが、具が乗れば乗るほど冷めるんですよね。

私は、好来のヤケドしそうなほどアッツアツのスープを、ふーふー言いながら食べるのが好きなので、これはちょっと残念。(※念のために言っておきますが、ぬるくはないです。)

そして、チャーシューには味がついているので、チャーシューがたくさん乗ることで、スープの味が、少ししょっぱくなり、チャーシュー風味の強い味になります

それでも美味しいのですが、せっかくのスープの味のバランスが崩れて、ちょっともったいないなと思いました。

実際に「松」のスープと飲み比べてみたら、私はやっぱり「松」のほうが断然好みでした。

「大松」はナシではないけど、あえて選びはしないかな。

しょっぱ目が好みの人だったら、「大松」はビンゴかもしれません(*^-^*)

「快老麺」

「快老麺」というメニューもあります。

こちらはチャーシューが1枚減る代わりに、大判のトロロ昆布と海苔がトッピングされた一杯です。



↑ こちらがその「快老麺」

折り紙のような真四角のとろろ昆布が丼ぶりの上にはらりと乗っているビジュアルは、とってもユニークです(^^♪

かなりフォトジェニックなので、写真が上手な人ならもっと良い画が撮れそう♪(あっという間に溶けるので瞬発力が必要ですw)

大きなとろろ昆布は、見た目もさることながら味もとても美味しいです(*´▽`*)

麺と一緒にすすった時の、とろっとした口当たりも楽しい♪

磯の香りと旨味を存分に味わえる一杯ですよ(^^♪


何かの雑誌で、「快老麺は5年前からメニューに加わった」と書いてあるのを見かけましたが、私が通い始めた8年くらい前にはすでにあったような気がするんだけど・・・私の記憶違いかな??

ちなみに、快老麺は決してマイナーなメニューではありませんよ!

なんとなく若い人は注文しにくい名前かもしれませんが、老若男女だれでも食べられます(笑)

快老麺を注文しているお客さんはすごく多いです。

カウンター10席あるうち、3人くらいは快老麺を注文しているイメージ。

ちなみに私はというと、毎回ほぼ「松」を注文していますが、10回に1回くらい「快老麺」を注文しているかなぁ。

「快老麺」もすごく美味しいんだけど、「松」が本当に完璧すぎるんですよねぇ。

なので、夫は絶対に「松」しか頼みませんが、私が「快老麺」を注文した時は、ここぞとばかりにスープを味見してきます(笑)

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どうして薬膳ラーメンと言われているのか

実は、好来系のラーメンは「薬膳ラーメン」とも呼ばれています。

なぜ好来系が薬膳ラーメンと言われているのか、前からずっと気になっていました。

高麗人参酢が置いてあるからかな?とか、体に良い食材のみで作っているからかな?とか、そんな想像はしていましたが、実際にお店の方に伺ってみたところ、予想外の返答だったので心して聞いてください。

ずっと昔、先代が薬膳ラーメンをお店で出したことがあったそうです。

でもその薬膳ラーメンはすぐにやめて、元のラーメンだけに戻ったそう。

ただ、その時に薬膳という言葉だけが独り歩きして広まってしまったのだそうです!!

なので、今の好来のラーメンは、薬膳ラーメンではないのだそう(@_@;)

そうきっぱりとおっしゃっていました。

そして、もう薬膳と言うのはやめてほしい・・・とのこと。

薬膳じゃないのに薬膳ラーメンとして広まり、収拾がつかなくなっている現状に、お店の方は困っているご様子でした。

私も今まではそんな事情を知らなかったので、人におすすめする時に「薬膳ラーメンの好来」と説明していたけれど、もうやめよう。

お店の方は、「うちは普通のラーメンだよ」と謙虚におっしゃっていました。


りみ(ママ)りみ(ママ)

いや、「普通」ではない!!
めちゃめちゃ美味しいですっ!!!(心の叫び)


ちなみに、「薬膳」ではないけど、素材は本当に体に良い物を使っているから安心してね、ということでした(*^-^*)


話は少し変わりますが、好来道場さんの仕事の丁寧さというか真面目さは、ラーメンだけでなく店内にも現れています。

厨房も、カウンターも、待合席も、店内はどこもかしこもすごく綺麗に掃除されていて清潔感があります

厨房の壁や鍋などの調理器具なんかも、長年使ってきたとは思えない綺麗さです。毎日しっかりと磨かれているのだと思います。

生ごみ臭いなんてことも絶対にないですし、床がぬるぬる滑るということもないです。

そういうところも含めて、また行きたいなと思わせてくれる素敵なお店です(*^-^*)

子連れで食べられる席も!

カウンター席のラーメン屋さんには、子連れでは入りにくいですよね。



↑ こちらは、好来のカウンター席です。

子供の座高だと、カウンターは高くて食べにくいし、親もお世話しにくいです。

大手の口コミサイト等には、好来道場は「カウンター10席」としか記載がなかったりするのですが、実はちょっとしたテーブル席もあります。



↑ それがこちらの奥にある席です。

左手の長椅子は、普段は待合席として利用されていますが、子連れで訪れると、奥の席を食事ができるように用意してくださいます。

我が家も娘を連れて3人で行った時には、このテーブル席でいただきました。



テーブルの上にお水や調味料、取り分け用の小さい器を持ってきてくださいます。

テーブルは中央が1段高くなっていますが、食べている時にはあまり不便は感じませんでしたよ。

ちなみに、6歳の娘も好来のラーメンが大好きです(*´▽`*)

最後に

というわけで、今回は私の大好きなラーメン屋さん「好来道場」をご紹介しました。

はっきり言って『超』美味しいので、まだ知らないという人には、是非とも食べてもらいたいです(*´▽`*)

すっごく疲れている時とか、気分が落ち込んでいる時も、このラーメンを食べたらちょっとほっこりします♪

幸せに味があったら、きっとこんな味だと思う。

本当に、心底好きだな、美味しいなって思います。

手間暇かけて丁寧に作られている好来のラーメンは、心身ともに温まります(#^.^#)

名古屋に来られる際には、是非「幸せの一杯」を食べに行ってみてください(*´▽`*)