
今回の北海道旅行は、道央~道東エリアをぐるっと車で巡る家族旅。
そんな中で、道の駅や観光地でたびたび立ち寄ったのがソフトクリームのお店。
ちょっと休憩のつもりで立ち寄ったのに、
「え、これめちゃくちゃ美味しい!」と驚くことが何度もありました。
この記事では、旅の中で実際に食べて美味しかった北海道のソフトクリーム&アイス全10種を、
訪問順にご紹介します。お店の場所や味の感想などもあわせてまとめたので、
「北海道でソフトクリームの食べ歩きをしたい!」という方は、ぜひ参考にしてみてください♪
※北海道の道央&道東を車中泊旅した時の詳細に興味がある方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。
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北海道で出会った“ソフト&アイス”10選【訪問順で紹介します】
旅の合間にふと立ち寄ったお店や、観光地の一角にある小さな売店。
どれも個性があって、ひとつひとつが旅の記憶に残っています。
ミルクの旨みが際立つもの、素材の個性が光るフレーバー、そして、食べたシチュエーションやエピソードまで含めて“おいしい”と感じた全10種を、旅の順にご紹介します。
富良野チーズ工房の「できたてチーズソフトクリーム」

富良野チーズ工房にある「アイスミルク工房」の できたてチーズソフトクリーム。1本400円(※2024年7月購入時の価格)
これが、我が家にとって“北海道で食べる初めてのソフトクリーム”でした。
まあるくて可愛らしいデザインのソフトクリームで、ひと口食べた瞬間「んんっ!」とうなる美味しさでした。
とってもなめらかな口当たりで、チーズの風味がふんわりと広がります。
クセのあるチーズではなく、軽やかで優しい味わい。
濃厚すぎず、それでいてちゃんと“チーズ感”もある、絶妙なバランスでした。
チーズと聞くとこってりしているイメージがわきますが、あっさりと食べやすかったです。
最後までくどさを感じず、ペロッと食べてしまいました。
今回の旅では10種類以上のソフトクリームを食べましたが、
順位をつけるとしたら、個人的には「コープはまなかの4.0ソフト」に次いで第2位の美味しさでした。
牛乳の濃さを味わいたいときは4.0ソフト、チーズの風味を楽しみたいときはこのチーズソフト、そんな感じかな♪
ちなみに、チーズソフトクリーム以外に、新鮮なふらの牛乳からつくられたアイスミルク(ジェラート)も販売されています。そちらもフレーバーが豊富で美味しそうでしたよ。

📍 店舗情報
店名:富良野チーズ工房 アイスミルク工房
住所:〒076-0013 北海道富良野市中五区
営業時間:9時00分~17時00分
定休日:冬季休業(冬期間はチーズ工房でアイスミルクの販売あり)
駐車場:あり(無料)
サロマ湖 ワッカネイチャーセンターのソフトクリーム

サロマ湖のほとりにある「サロマ湖ワッカネイチャーセンター」で食べたソフトクリーム。
ワッカ原生花園をレンタサイクルでぐるりと走り回った後の汗をかいた体に、美味しく冷たいソフトの一口は、まさにごほうびのように染み渡りました。
味はスタンダードなタイプですが、しっかり“北海道らしさ”を感じるミルキーさがありました。
濃厚すぎず、サイクリング後でも美味しく食べられるちょうどいい甘さで、疲れた体が癒されました。
ワッカネイチャーセンターからの素晴らしい景色を眺めながら味わえるのも大きな魅力でした。

📍 店舗情報
店名:サロマ湖 ワッカネイチャーセンター
住所:〒093-0216 北海道北見市常呂町栄浦242−1
開館期間:4月29日から10月体育の日まで
開館時間:「4月~5月・9月~10月」8:00~17:00
「6月~8月」8:00~18:00
休館日: 開館期間中は無休
駐車場:あり(無料)
摩周湖のあいすの「特製バニラソフト」

弟子屈町にある「摩周湖のあいす」で味わったのは、特製バニラソフト。
世界最高峰とも称される「モンレニオンバニラ」が使用されているそう。
その贅沢なバニラを使ったソフトクリームは、口に入れた瞬間に他とはちょっと違うと感じる特別な味でした。
なめらかというよりは、すっと溶けるような爽やかな口当たり。
モンレニオンバニラの風味なのか、「なんか知っている味がする…」と味わい続けていると、分かりました!
杏仁豆腐の味!!これが一番近い!(ごめん、バカ舌かもしれないw)
旅の途中、摩周湖観光の合間に立ち寄るのにぴったりですよ。

📍 店舗情報
店名:摩周湖のあいす
住所:〒088-3201 北海道川上郡弟子屈町摩周2丁目8-6
営業時間:10時~17時
定休日:木曜日
駐車場:あり(無料)
知床五湖パークサービスセンターの「コケモモサンデーフロート」

知床五湖フィールドハウスのすぐ横、「知床五湖パークサービスセンター」内の売店で購入したのが、
北海道らしいフレーバーが楽しめる「コケモモサンデーフロート」(600円 ※商品名はうろ覚え/価格は訪問時のものです)。
淡い桃色のソーダの上に、同じくほんのりピンク色のソフトクリーム。
その上にコケモモジャムがとろりとトッピングされていて、見た目もとても可愛い。
この日は、知床五湖のガイドツアーをたっぷり3時間かけて歩いた後で、娘もかなりお疲れモード。
でも、このコケモモサンデーフロートを一口食べた瞬間、ぱっと笑顔が戻ってきたのが印象的でした。「生き返った!」って感じ。
味はベリーっぽく、アセロラのような感じもある。
フレーバー系ソフトはハズレなことも多いけど、このコケモモサンデーフロートは全体のバランスも良くて大当たりの一品でした!
ちなみにコケモモといえば、たしか『ゴールデンカムイ』にも “フレップ”として登場していましたよね。
その実際の味を旅先で体験できたのも、ファンとしては嬉しかったポイントです♪

📍 店舗情報
店名:知床五湖パークサービスセンター(知床五湖フィールドハウス)
住所:北海道斜里郡斜里町岩尾別知床五湖
営業時間:9:00~17:00
休店日:11月初~4月中旬
駐車場:あり(有料)
BARISTART COFFEE SHIRETOKOの「美瑛ジャージー牛乳のソフトクリーム」

知床から野付半島へ向かう途中、小休憩をしたくて立ち寄った「BARISTART COFFEE SHIRETOKO」。
「ザ・ノース・フェイス」「ヘリーハンセン」に併設された、スタイリッシュな雰囲気のコーヒースタンドです。
こちらのカフェは“ミルクにフォーカスしたコーヒースタンド”とのことで、看板メニューはどうやらカフェラテ(バリスタートラテ)っぽい…
ですが、そんなことは後から知りまして(笑)、この日はアイスコーヒーと「美瑛ジャージー牛乳のソフトクリーム」を注文しました。

ソフトクリームは、一口食べた瞬間にわかる、しっかりとしたミルク感。
濃厚すぎず、なめらかな口あたりで、まるで美味しい生クリームのようなリッチな味わいでした。
ちなみに一緒に頼んだアイスコーヒーもとても美味しくて、今回の旅で一番私好みの味のコーヒーでした。
ソフトクリームとの相性が抜群で、「コーヒー×ソフト」の組み合わせを楽しむならここはおすすめです♪
大きい窓から見える景色も最高でした!

📍 店舗情報
店名:BARISTART COFFEE SHIRETOKO
Collaboration with “THE NORTH FACE/HELLY HANSEN SHIRETOKO”
住所:〒099-4356 北海道斜里郡斜里町遠音別村531 字岩宇別531 知床自然センター内
営業時間:
*4/20 – 10/20 8:00 – 17:30
[Food 10:30 – 14:30 | Drink 8:00 – 17:00]
*10/21 – 4/19 9:00 – 16:00
[Food 10:30 – 14:30 | Drink 9:00 – 15:30]
(*知床自然センターの営業日に準ずる)
駐車場:あり(無料)
コープはまなかの「4.0ソフト」

浜中町の「コープはまなか」で食べた『4.0ソフト』は、今回の北海道旅行でダントツNo.1の美味しさでした!
使われているのは「タカナシ4.0牛乳」。
上品な甘さとしっかりしたミルク感、そしてスーッと溶ける口どけの良さに感動!
あまりの美味しさに、家族全員で思わずおかわりしてしまったほど。
これを食べるために、浜中町へ足を延ばしたい!そんな絶品ソフトクリームです(*^-^*)
※詳しい感想は、【北海道“推しグルメ”7選】の記事でも紹介しています♪

📍 店舗情報
店名:コープはまなか(JA浜中町)
住所:〒088-1363 北海道厚岸郡浜中町茶内栄65
営業時間:月曜日~金曜日 9:30~18:00
土曜日 9:30~15:00
日曜日・祝日 10:00~15:00
駐車場:駐車場あり(無料)
白い恋人ソフトクリーム

北海道銘菓「白い恋人」を使ったご当地ソフトクリーム。
北海道産の生乳に「白い恋人」のチョコレートを加えて作られているそうで、カップもあの“白い恋人デザイン”でかわいいです♪
味はというと…とっても甘い!濃厚な甘さで、まったりとした口当たり。
個人的にはちょっと甘すぎるかな?と感じましたが、娘は「めちゃめちゃ美味しい!」と絶賛していました。
チョコレート感は正直あまり感じられなかったものの、しっかり甘いソフトが好きな人にはぴったりだと思います。
北海道内では比較的いろいろな場所で販売されているようで、私たちは「道の駅しらぬか恋問館」と「道の駅むかわ四季の館」で見かけて、それぞれ立ち寄っていただきました♪
ナイタイテラスの「うし」ミックスソフト

上士幌町のナイタイテラスで販売されているミックスソフトクリーム、その名も「うし」。
上士幌産のフレッシュミルク「しろ」と、ショコラ味の「くろ」のミックスで、見た目もネーミングもとってもユニークな可愛いソフトクリームです。
娘曰く、「オレオみたいな味」とのこと。たしかに、見た目もチョコの部分が真っ黒だしそんな感じ。
しろの部分はチーズっぽいコクを感じるミルクの味、くろの部分はしっかり濃厚なチョコ味。
ただ、ミックスにするとチョコの印象が強くて、せっかくのミルクが少しかき消されてしまうのが惜しいところ。
次回はミルクだけで味わってみたいなと。
見た目の可愛さは抜群なので、写真映えは間違いなしです♪
この日はあいにくの濃霧で景色は全く見えなかったのですが、天気がよければ雄大な牧場風景の中でソフトクリームが楽しめますよ!

📍 店舗情報
店名:ナイタイテラス (NAITAI TERRACE)
住所:〒080-1407 北海道河東郡上士幌町上音更128−5
営業期間:4月下旬〜10月末
ナイタイテラス営業時間:9:00~17:00
定休日:期間中無休(天候により変更あり)
駐車場:あり(無料)
K.L.I.Mの「とうきびチョコパフェ」
札幌では、飲んだ後の“締め”としてパフェを食べる「締めパフェ」文化があるのだそう。
せっかくなら一度体験してみたくて、でも店内で1人1個注文して食べるのはちょっと多いかも…と迷っていたところ、テイクアウト対応のお店を発見!
向かったのは、すすきのにある「K.L.I.M(クリム)」。

選んだのは、北海道らしいフレーバー「とうきびチョコパフェ」。
その名のとおり、パフェの中にはコーンの粒も入っていて、面白い組み合わせで美味しかったです。
ただ、正直な感想として──
締めパフェといえば、華やかで豪華な盛り付けのイメージがあったので、それと比べると少し地味に感じてしまったのが本音です。
価格も観光地価格で、やや割高に感じました。
あと、もちろん味は美味しかったのですが、北海道の絶品ソフトクリームたちの中では、どうしても印象が薄れてしまう感じ。
あとからお店について詳しく調べてみると、実はK.L.I.Mさんの看板メニューは「特製生黒ごまパフェ」だったようで、国内製造の厳選された黒ごまを贅沢に使用しているそうです。
…そっちを食べてみたかったな〜と、ちょっとだけ後悔。
とはいえ、札幌の締めパフェ文化をテイクアウトで気軽に体験できたのは、とても良い思い出になりました♪
📍 店舗情報
店名:K.L.I.M クリム すすきの店
住所:〒064-0806 北海道札幌市中央区南6条西5丁目1−3
営業時間:月、火、木、金、土:19:00~翌2:30(店内LO2:00、テイクアウト2:30まで可)
水、日:19:00~翌2:00(店内LO1:30、テイクアウト2:00まで可)
ウポポイ「ななかまど イレンカ」の「いちごジェラートクンネチュプのカップソフト」
白老町にある「ウポポイ(民族共生象徴空間)」を訪れた際、入場口の手前で立ち寄ったのが 「Sweets Café ななかまど イレンカ」。
ここでいただいたのが、自家製いちごのジェラートとクンネチュプのカップソフト。

「クンネチュプ」とは、アイヌ語で“チーズケーキ”のこと。
濃厚で口溶けが良くて良い感じ!
いちごジェラートは「イチゴそのものを食べているみたいに美味しい!」と娘が大絶賛。
そこにミルク感たっぷりのソフトクリーム!!
美味しいソフトクリームとイチゴのフルーティーな甘さと酸味、チーズケーキのコクがバランスよく調和。
見た目も可愛らしく、完成度の高いご褒美スイーツでした♪

📍 店舗情報
店名:Sweets Caféななかまどイレンカ
住所:〒059-0902 北海道白老郡白老町若草町2丁目2−1
【所在施設:ウポポイ 民族共生象徴空間】
営業時間:9:00~閉園時間
休業日:ウポポイの閉園日
駐車場:あり(有料)
最後に
北海道のソフト&アイス、想像以上にレベルが高くて驚きました。
どのお店にも“その土地ならではのフレーバー”や“素材へのこだわり”があって、
まさに「その地で食べてこそ」の感動がありました。
旅の思い出に、北海道旅行のヒントになれば嬉しいです!
本記事は、実際に訪れた当時の情報をもとに執筆しています。
営業時間や価格、サービス内容などは変更されている可能性がありますので、
最新の情報は公式サイト等でご確認ください。
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