こんにちは、ブログ管理人 りみ です(*^-^*)

我が家のハイエースは、天井部分にサイドバーとスライドバーを取り付けています。

車内ラック車内キャリア天井収納なんて呼ばれていたりするアレです(*´ω`*)

これにより、荷物を載せたり引っ掛けたりすることができるようになり、とても便利になりました(^^♪

我が家はネット通販で専用のキット(なみのりこぞう サイドバー&スライドバーセット)を購入して、取り付けはDIYしました( `ー´)ノ

今回はそのサイドバーを取り付けた時の様子をご紹介します。

必要な工具作業手順はもちろんのこと、我が家の失敗談も公開していますよ。

ハイエースの天井を有効活用したい!という方、ぜひ参考にしてみてくださいね!

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取り付けた車(ハイエース)のスペックは?

サイドバーとスライドバーを取り付けた、我が家の車(ハイエース)の詳細はこちらです。参考まで。

我が家のハイエースのスペック

  • ハイエースバン
  • 200系5型
  • スーパーGL
  • ナローボディ(標準ボディ)
  • 標準ルーフ
  • ガソリン車
  • 2駆
  • 内装はDARK PRIME Ⅱ(ダークプライム2)※全体的に黒い色

サイドバー&スライドバーセット(キット)

さて、我が家が取り付けたサイドバーとスライドバーはこちら。

NAMINORIKOZOU(なみのりこぞう)のサイドバー&スライドバーセットです。

我が家は楽天市場で購入。(波乗り小僧・・・カワイイ名前やん♪)

購入時の価格は21,800円(2021年12月時点)でした。※価格は変動あるかも。参考までに。

パイプやネジ類がひとまとめになったサイドバー、スライドバー用のキットです。

スライドバーが不要の場合は、サイドバー2本だけのものもありますよ。

実は、某有名メーカーのサイドバーとかなり迷ったのですが、取り付け方法価格機能をいくつか比較した上で、NAMINORIKOZOU(なみのりこぞう)のサイドバー&スライドバーセットに決めました。

NAMINORIKOZOUのつなぎ目もステンレスという安心感が我が家の最終的な決め手です(*^-^*)

つなぎ目?と思われたことでしょう。

実はサイドバーは配送されてくる時には半分ほどの長さです。

半分の長さのステンレスの棒2本をつなぎ合わせ、片側1本のサイドバーとして取り付けることになります。

そのつなぎ目がステンレスパイプであるということ。

NAMINORIKOZOU商品サイトより引用

●新継ぎ手システム導入!
サイドバーに重い物を掛けても中心からくの字に曲がらないように、プラスチック樹脂素材の継ぎ手は採用せず、
サイドバーと同じステンレスパイプ1mm厚で、継ぎ手を新開発・製造しました。
(実用新案出願予定。この形状は何十も試作品を作り、考案・開発しました)
これにより、2.2mサイドバー1本物と同様の耐荷重・送料も全国安い値段で配送可能となりました。

NAMINORIKOZOU商品サイトより引用

上に物を載せたり引っ掛けたりするんだもの、つなぎ目の強度は高いに越したことはないよね!(使い方によるけど)

さて、こちらが実際にサイドバーとスライドバーを取り付けた状態です。

ハイエースの後ろのドアを開けて後方より撮影しています。

天井付近の左右に一本ずつ付いているのがサイドバーです。

そして、サイドバーにぶら下がるように取り付けてあるのがスライドバーです。

スライドバーは前方に1本、後方に1本あり、前後の2本に渡すことでサーフボードのような長物を載せることができます。

前後の位置や高さの調整もでき、不要な時はサイドバーから取り外すことも可能な便利なパーツです。

取り付ける時は【サイドバーの取り付け⇒スライドバーの取り付け】の順番で行っていきます。

この記事では、サイドバーを取り付けた時の様子をご紹介していきますよ。

スライドバーの取り付けはこちらの記事をどうぞ。

準備

まずはじめに、取り付けの際に必要な道具類からご紹介します。

一般家庭のツールボックスには無さそうな工具もあるので、作業前にしっかり準備しておくといいですよ。

用意するもの

  • 【NAMINORIKOZOU】200系ハイエースSGLサイドバー&スライドバーセット 楽天市場の商品ページを見てみる
  • ロングメガネレンチ(はっきり言おう、これがないと無理。)
  • プラスドライバー(我が家は電動ドリルドライバーを使用しました。インパクトドライバーがあればかなり良いと思います。)
  • 内張りはがし
  • ハサミ
  • セロハンテープ
  • 軍手

もうね、声を大にして言いたい!

ロングメガネレンチは絶対必要!!!

なにそれ?って気持ち、わかります!はじめて聞くツール名だもん。

こんなん普通の人の家に絶対ないよね・・・。少なくともうちにはなかった。

ロングメガネレンチは、後部座席のシートベルトアンカーを外す時に必要になってきます。

まぁ、ド素人の私なんかはさ、他の工具で代用できそう!とか思って準備しておかなかったんですよ。

結果、代用は・・・できませんでした!(T_T)

ロングメガネレンチは最初から用意しておくべき。すぐにポチろう!もしくはホムセンへGO!

14mmのボルトが回せるサイズのものを用意してください。

種類ありすぎてわからん!!って人は我が家と同じこれでいけるはず。

あと、特別な道具としては「内張りはがし」が欲しいところです。

自動車の内装(ピラーとか)をはがすのに便利な道具です。

マイナスドライバーとかでも代用できそうではあるけど、作業効率や余計なキズがつくかもとか考えたら、専用の道具はあったほうがいいと思います。

こういう何種類も入ったセットでも1500円くらいのお値段で購入できるのでおすすめですよ。※価格は変動します。

この先に車のスピーカーの増設とか配線関係をいじる予定があるなら、種類豊富なほうが役に立つのではないかと思います。

けど、サイドバーを取り付けるだけなら、ぶっちゃけ1本でいけます。

今回のサイドバーの取り付けだけならこれで十分(*^-^*)

我が家もこれ1本で作業しました。(そして上の種類豊富なやつを後日別の作業の際に追加購入してます・・・はじめから上のやつ買っとけばよかった)

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取り付け手順

道具類の準備が整ったら、いよいよサイドバーの取り付けです。

イメージしやすいように、もう一度完成後の写真を見ておきましょう。

今回は、ピンクの矢印が指し示しているサイドバーを取り付けていきますよ(*^-^*)

1.車のアシストグリップを外す

まずは、サイドバー用の固定金具を車に取り付けるために、アシストグリップ(手すり)と内張りクリップを取り外します。

アシストグリップとは、後部座席のスライドドアの上についている手すりのことです。

アシストグリップを外したネジ穴(2か所)と、後部の内張りクリップを外した穴(2か所)を利用してサイドバーの固定金具を取り付けていきますよ。

では、まずはアシストグリップを外します。

アシストグリップは、2か所のネジカバーを開けてから、中のネジをプラスドライバーで外します。

ネジのカバーは、手前部分が開くようになっています。

我が家はそれに気づかず、開かない部分をずっとゴリゴリやっていました(^^;)

上の写真は間違ってゴリゴリしてた時の写真です。

カバーはこんな感じで開きます。

左右2か所のネジを外すと、取っ手を完全に取り外せます。

取り外したネジはサイドバーの取り付けで後ほどまた使用しますので、なくさないように。

取り外したアシストグリップはサイドバーに置き換わるため不要となります。(我が家では、いつか必要になる可能性も考えて破棄はせずに自宅で保管しています)

こちらがアシストグリップを取り外した状態。

なんか・・・可愛いおめめに見られているような・・・(#^^#)

このおめめ・・・じゃなくて、ネジ穴に後ほど金具を取り付けていきます。

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2.内張りクリップを外す

次に、内張りはがしを使用して、内張りクリップ(天井にいくつかある丸いボタンみたいなポッチリ)を外します。

後部座席のシートベルトよりも後方、窓に近いところに2つあるのでこれを外します。この後の工程で、少し天井(内張り)をめくるので、めくりやすいように周辺の内張りクリップも外しておいてもいいかも。

3.シートベルトアンカーを取り外す

次に、後部座席の壁に付いているシートベルトを取り外します。シートベルトアンカーっていうらしい。

なぜシートベルトアンカーを取り外す必要があるかというと、天井をめくるためにはそれを支えているCピラー(※)をはがす必要があり、Cピラーをはがすためにはシートベルトアンカーを取り外す必要がある。ということです。

※Cピラーとは、後部座席のシートベルトが設置されている柱(壁面のカバーみたいなパーツ)のこと。これを剥がさないと天井がめくれない。

ここでロングメガネレンチの出番です!!

これこれ、ロングメガネレンチがないと話になりません。ほんとに。

シートベルト上部のカバーをパコッと開けた場所にある14mmのボルト、これをロングメガネレンチで取り外します。

我が家はロングメガネレンチを用意しておかなかったがために作業中断を余儀なくされました((+_+))

我が家の失敗記録

【ロングメガネレンチの代用はできなかった・・・】

スパナを使用してみたが、ボルトはビクともせず

六角ボルトナット用のソケット(電動ドリルの先端)をネット注文してみたものの、 これも我が家の電動ドリルドライバーでは空回りしてしまいダメでした。(インパクトドライバーならいけるのかは不明です)

そこで、よくよく調べてみると、どうやらメガネレンチというものが必要だということがわかりました。(商品の説明書にも14mmレンチで外すと表記あり)

すぐさまロングメガネレンチをAmazonで購入し、やっとのことでシートベルトアンカーを外すことができました。

トネ(TONE) ロングめがねレンチ(45°) HPM45-1214 二面幅12×14mm

外す時は、反時計回りに全体重をかけて思いっきり回しました!!(パパが男のフルパワーで回してやっと。それくらい固かったです。)

ちなみに上の写真はネジ締め時のものなので時計回りに力をこめていますが、ゆるめる時は反時計回りですよ。(締めてる時の写真しかなかった)

シートベルトが外れたら、ピラー中央にあるプラスネジを外します。

そして裏側のクリップが落ちないように気を付けながらCピラーを外します。

ここからは写真が減ります、すみません(^^;)

私が不在の中、パパが一人で作業を進めてくれていたので写真の撮影ができなかったんですよね・・・

というわけで、手元の説明書とパパの記憶情報を元に書き進めることとします。

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4.天井内張り内の車両側ステーにクリップナットを取り付ける

後方の天井内張りを少しめくって覗くと、先ほど内張りクリップを外した2か所にステー(車両側にもともと付いている金具)があるのが見えます。

その車両側ステーにクリップナットを取り付けます。クリップナットは商品の付属部品です。

クリップナットをステーの下から押し込み、クリップナットとステーの穴を合わせておきます。

そして天井を戻します。天井の内張りの穴ステーの穴クリップナットの穴が重なる状態になります。

後ほど、この穴に金具を取り付けますよ。

5.L字金具を取り付ける

さて、先ほどアシストグリップ(手すり)を外した場所へ戻ります。

ネジ穴2か所に、L字金具(商品付属部品)を取り付けます。

この時、もともとアシストグリップをとめていた純正ネジを利用して固定します。

上の写真のような向きでL字金具を固定。(黄色い点線の部分がL字金具です)

※写真にはバー用の固定金具も写っていますが、この時点ではL字金具だけネジ止めできればOKです。

次に、後方の2か所の穴(先ほど車両側ステーにクリップナットを付けた穴)にも、L 字金具を取り付けます。

この時に使用するネジは商品付属のネジです。

アシストグリップ位置のL字金具とは上下が逆になる向きで取り付けます。逆さまL字

※L字金具の取り付けの順番ですが、商品の説明書に書いてある順番(アシストグリップ→後方)で書きましたが、車両側ステーにクリップナットを取り付けた流れでそのまま後方のL字金具を先に取り付けても問題ないように思いました。(順番に何か理由があるかもしれないので、心配な場合は説明書通りのほうがいいかも)

6.サイドバーを組み立てる

サイドバーは、キットに入っている1.2mの長いバーと1mの短いバーをつなぎ合わせて使用します。

ケガをするといけないので軍手をして作業します。

NAMINORIKOZOU商品サイトより引用

長いバーを下にして、短いバーを上から差し込みます。

短いバーの継ぎ目についている針金は外さずにそのまま差し込みます。針金は接続強度を調整するためのものとのことです。

短いバーの六角ボルトがはまっているあたりまで差し込んだら、六角ボルトを引き抜いて最後まで差し込みます。

差し込みきったら、接続部をセロハンテープで巻いておきます。(補強というよりはバリでケガをしないように保護する意味のよう)

設置の際に固定金具に隠れるので、継ぎ目のセロハンテープは見栄えが悪くても大丈夫!

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7.サイドバーを取り付ける

組み立てたサイドバーを固定金具で車に取り付けていきます。

まず、固定金具の内側(バーに触れる部分)に滑り止め用のシールを貼ります。

※固定金具だけの写真がなかったのでこんな写真で説明をしていますが、シールはL字金具に取り付ける前に手元で貼ってくださいね。ていうかこの写真、そもそも固定金具にサイドバーを挟むのを忘れてる・・・。

さて、こちらがサイドバーを取り付けた状態です。

固定金具でサイドバーとL字金具を挟みこみノブボルトで固定します。

バーのつなぎ目(セロハンテープを巻いたところ)が、後から2個目の固定金具に隠れる位置で固定します。

これにより、強度も見た目も全体的なバランスも良くなります。

ノブボルトは、後方2か所(L字金具を逆さまに固定してあるところ)は上から差し込み、アシストグリップ位置は下から差し込むようにします。

こちらはアシストグリップ(手すり)があった位置の固定金具です。

ノブボルトを下から差し込んでいます。

8.サイドバー取り付け完了

これでサイドバーの取り付けは完了です(*^-^*)

取り付けが終わったら、取り外した天井の内張りクリップやシートベルトを元に戻します。(写真ではまだシートベルトを戻していないですが、この後ちゃんと取り付けています)

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最後に

サイドバーの取り付けは、DIY初心者の我が家には正直結構大変な作業でした。

でも、部品が全部そろった専用キットを使用したことで、1から全部DIYするよりは格段に楽だったことは間違いないです。

こういう商品があるのは本当に有難い。車に関する知識が乏しい我が家でも、なんだかんだでちゃんと取り付けできちゃうんだもんね(*^-^*)

サイドバーを天井に取り付けると、とても便利になりますよ!

我が家の使用例でいうと・・・

  • ランタンを引っかける
  • クリップ式の小型扇風機を取り付ける
  • 湿ったタオルを干す

などです。

主に車中泊やキャンプの時に活躍しています(^_^)v

さらにさらに!

このサイドバーにスライドバーも取り付ければ、もっと便利になります!

サイドバーとスライドバーをフル活用して公園に行ったときの写真がこちら。

自転車が倒れないようにゴム紐でスライドバーに固定。

そして邪魔なベッドマットはスライドバーの上に。そんなこともできちゃいます。

スライドバーの取り付けについての記事も書いていますのでよかったら見てみてくださいね。

工夫次第で使い方も広がります。

ハイエースをもっと便利に!サイドバーとスライドバーはおすすめですよ♪

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