こんにちは(*^-^*) ブログ管理人 りみです。
ハイエースの後部座席(セカンドシート)って、音楽聞こえなくないですか?
走行音がうるさいっていうのもあるんだけど、そもそもリアスピーカーがめっちゃ後ろについているせいかと。
我が家はバン(2列目より後ろが荷室)タイプのハイエースなので、そんな後ろにスピーカーがあっても聞く人間がおらんのだけど・・・と言いたくなる配置(^^;)
セカンドシート付近にスピーカーがあればなぁ・・・
というわけでこの度、セカンドシートの天井部分にスピーカーを増設いたしました!
スピーカーコードをAピラーの中で分岐するというやり方で増設をしましたので、今回はその様子を記録しておこうと思います。
増設からすでに3か月近くが経過しており、現在でも問題なく作動しています。
なので、我が家としては満足しているんですが、 なにせ専門家ではないので、この増設の仕方が正解だったのかどうかはわかりません。
というのも、分岐はおすすめできないよ~っていう意見をちょいちょいネット上で見かけるんですよね(;・∀・)
そんなわけで、音の良し悪しにこだわりたい方や、分岐に不安がある場合はプロに頼んだほうがいいと思うので、その点はご注意くださいね。
そして、もし我が家と同じように分岐して増設をしようという場合は、自己判断・自己責任にてお願いします(*^-^*)
でも、はっきり言ってめっちゃイイよ!!
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取り付けた車(ハイエース)のスペックは?
リアスピーカーの増設をした、我が家のハイエースの詳細はこちらです。参考まで。
我が家のハイエースのスペック
- ハイエースバン
- 200系5型
- スーパーGL
- ナローボディ(標準ボディ)
- 標準ルーフ
- ガソリン車
- 2駆
- 内装はDARK PRIME Ⅱ(ダークプライム2)※全体的に黒い色
増設した場所(天井)
スピーカーを増設した場所は、セカンドシートの天井部分です。
クーラーの吹き出し口の両サイドに増設しました!
増設したスピーカー【パイオニア TS-G1010F】
今回増設するために購入したのは、パイオニアのTS-G1010Fというスピーカーです。
選んだ理由は、ハイエース天井にスピーカーを取り付けている人の大半(※私しらべ)がこのスピーカーだからという安易な理由です。
我が家のような初心者は、先輩方の真似をするのがイチバンなのだ!
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必要な道具
我が家が増設に使用した道具類をご紹介します。
内張り剥がし
車の内装(ピラー等)を剥がすのに便利な道具です。
我が家では、いろんなサイズや形がセットになったこちらの商品を購入しました。今回の作業で全種類を使うことはなかったですが、形を選んで使用できるのは便利です。
内張り剥がしをすでに持っているなら、買い足す必要はないかなと思う。(といいつつ、我が家はすでに持っていたのに買い足しましたが後悔はしていません)
Amazonで購入。購入時価格は、1,399円でした。
電工ペンチと端子
電工ペンチは配線を切ったり繋いだりするのに便利な道具です。
今回のスピーカーの設置には、コードの切断、被覆取り、端子のかしめができるものが必要です。
端子はコードの末端に取り付ける金具のことで、これによりコード同士をカチッと簡単に接続できるようになります。
はんだ付けでコードを繋ぐこともできるみたいですが、我が家はその技術がないので端子で繋ぎました。
いつかまたスピーカーを買い替える時にも端子なら差し替えるだけで簡単に済むのも良いです。(そんな日は来ない気もするけど)
というわけで、電工ペンチに端子が数種類セットで付いているターミナルセットというものを購入しました。Amazonで購入。
我が家が購入した商品はすでに売り切れていたので、新しいモデルのリンクを貼っておきます。
分岐用のギボシ端子セット
配線を分岐する際に使うギボシ端子セットです。
先ほど紹介した電工ペンチのターミナルセットには、分岐用の端子は付いていなかったので別で購入しました。(※新しいモデルのターミナルセットには分岐用の端子が2つついていますが、数が足らないのでやはり別で購入が必要です。)
我が家はAmazonで購入。購入時価格は、362円でした。
スピーカーコード
分岐点から新しいスピーカーまで延長するためのスピーカーコード。
この10mのコードを使用して、長さは十分すぎるくらいでした。結果半分くらいは余りました。
Amazonで購入。購入時価格は、886円でした。
配線ガイド
車の天井や壁面に配線を通すためのガイド。裁縫のゴム通しみたいな役割。
我が家が購入したこの配線ガイドは、ワイヤー自体が形状記憶をするタイプなので扱いやすかったです。
全長1mということで長さはギリギリでした。長すぎても扱いにくそうなので、むしろ絶妙に丁度良い長さだったと感じます。
先ほど紹介した内張り剥がしのセットの中にも配線ガイドが入っていますが、うまく扱えなかったのでこちらのほうがおすすめです。(器用な人ならセット品のほうでもできるかも?)
ただの長い針金でも代用できると思います。
我が家の購入時価格は、538円でした。
その他もろもろ
上記の特殊な道具類のほかに、カッター、ドライバー、ペン、マスキングテープ、キリなども使用しました。
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作業フロー
道具の説明も終わったところで、まずはザッと作業フローをご紹介しておきます。
- 天井(取り付け位置)に穴を開ける
- スピーカーの取り付け位置に型紙をあてて穴を開けます。
- Aピラーを外してスピーカーコードを探しておく
- Aピラーの中にあるコードの束の中から、スピーカーコードを探しておきます。
ねじねじしてある赤白のコードと、ねじねじしてある黒黄のコードがもともとのスピーカーコードです。
ここから配線分岐して、新しいスピーカーを増設します。
- 天井側から延長コードをAピラーまで通す
- 天井の右スピーカーの穴と左スピーカーの穴から、それぞれ延長用のスピーカーコードをAピラーまで通します。
- Aピラーの中のスピーカーコードを分岐して接続
- 元々のスピーカーコードを分岐して、天井側から引っ張ってきた延長コードに接続します。分岐したもう片方は元のリアスピーカーに再接続。
赤⇒右プラス
白⇒右マイナス
黒⇒左プラス
黄⇒左マイナス
- 増設スピーカーと延長コードをつなぐ
- 増設スピーカーに付属しているコードとAピラーまで通した延長コードをつなぎます。
- スピーカーを天井にはめ込む
- スピーカーを天井に取り付け、ネットをはめこんだら完成です。
以上が作業のざっくりとした流れです。
ここからは細かく作業内容をご紹介していきますね!
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天井(取り付け位置)に穴を開ける
ではあらためまして、取り付け位置ですが、セカンドシート天井のクーラー吹き出し口の両サイドです。
上の写真の点線で囲ってある部分です。(写真は施工済みのもの)
この場所に、 パイオニアのTS-G1010Fを取り付けていきますよ!
こちらが パイオニアのTS-G1010Fというスピーカーです。
箱には左右のスピーカーと枠(ネット)、取り付けに使用する金具類、スピーカーコードが入っていました。
そして、この商品箱の裏が型紙として使用できるようになっています。
箱から型紙を切り出します。
※寸法図とか仕様が書かれた場所を切り取るので、必要であれば写真等を撮っておくといいかも。(パイオニアのページで見ることもできます。まぁ取り付けに際しては特に必要な情報ではないかと。)
準備ができたら型紙を持って車へGO!!
取り付けたい位置に型紙を置いて、内側の円と周りの4か所の点を下書きします。
天井が布っぽい質感なので我が家はチャコペンを使って下書きしました。裁縫箱から取り出すの何十年ぶりよ(^-^;
下書きは最終的にはすべて隠れる位置なので、どんな筆記具でも大丈夫かと思います。チャコペンは、万が一間違えたりはみ出したりしても消せるので良いですよ。
直接マジックで書いている人や、養生テープを貼った上から書いている人など、みなさんいろんな方法で下書きをされているようですね。
参考までに我が家の取り付け位置をご紹介しておきます。
クーラーの吹き出し口から横に約5㎝離し、エアコンの吸気口から上に約6㎝離した場所にしました。
左右ともにこの間隔で位置決めしています。
補足ですが、下書きの4か所の点は、この後少し位置をずらしました。
※4か所の点とはスピーカーを固定するためのネジ位置です。
水色がはじめに書いたもの、ピンクが書き直したものです。
なぜ書き直したかというと、 Pioneerのロゴの向きが気に入らなかったから。
4か所のネジ位置で下部のロゴの位置が決まるんですよね。
なので、下書きをする時にはスピーカーの実物の枠もあててみながら決めるといいと思います(^^♪
というわけで、左右ともに下書きを書き終えてこのようになりました(*^-^*)
下書きした円に沿って、グサグサとカッターで天井を切り抜いていきます。
一般的なカッターナイフで切ることができました。
天井裏には何があるかわからないので、カッターの刃は最小限の長さにしてちまちまと切りました。
切っている途中に、他の部分よりも硬いと感じる箇所があったのですが、切り抜いた後にスマホカメラを使ってのぞいてみると・・・
やはり何か硬いものを一緒に切ってしまっていたようです。
上の写真の丸で囲った部分にカッターを入れていました。べっこう飴のような硬い塊・・・なにこれ。
とりあえず重要そうな機器とかではなくて一安心。
でもよくよく見てみると、そのべっこう飴の奥の方に何かグレーのコードのようなものが見えます(゚Д゚;)
べっこう飴はこれを固定する接着剤のようなものに見えますね。
もしもこのコードのようなものを傷つけてしまっていたら大惨事だったかもしれません・・・(@_@;)
みなさまも天井に穴をあける時はお気をつけください。(でも気を付け方がわからんのよね・・・)
まわりの4か所の点についてもキリ等でネジの下穴を開けておきます。
スピーカー用の穴から天井裏の状態を確認して、慎重に開けましたよ。なんか奥のほうに機械っぽいものも見えるし、キリで傷つけないように気を付けました。
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Aピラーを外してスピーカーコードを探しておく
さて、今度は助手席側のドアを開けて、Aピラーを外す作業をしていきます。
Aピラーとは上の写真の点線で囲ってある部分の内張り(パネル)のことです。
これを外すには、まず、アシストグリップ(青い矢印で示している取っ手のこと)を取り外す必要があります。
アシストグリップは、2か所のネジカバーを内張り剥がし等を使用して取り外してから、中のネジをプラスドライバーで外します。
このような感じでプラスドライバーで外します。(たぶん電動ドライバーじゃなくてもできる)
外したアシストグリップ一式は作業後に元に戻すので、ネジやカバーも無くさないようにご注意を。
アシストグリップを取り外したら、Aピラーとドアの間を埋めているウェザーストリップ(雨よけの役割をするゴムチューブみたいなやつ)をビローンと外します。
すると、このようにAピラーをパコッと外すことができます(*^-^*)
Aピラーの中にはコードがたくさん通っています。
思ったよりスッキリしているなぁと思ったら、インシュロックやビニールカバーのようなものでガチガチに束ねられていました。(中古で購入したハイエースなので、中の様子は初期状態とは違うかもしれません。)
この中からスピーカーのコードを探します。
束ねてあるインシュロック(結束バンド)をカットして、がっつり包んであったビニールカバーをむいてみると、色とりどりのたくさんのコードが出てきました。
スピーカーコードの特徴は、赤と白のコードがねじねじと巻きついている状態のものと、黒と黄色のコードが同じくねじねじしてあるものとのこと。
たくさんあるコードをバラバラと指でかき分けるように探すと・・・
それらしいねじねじを発見!
赤白・・・ちょっと赤が思っていたよりピンクっぽいけどこれかな?
そして黒黄のねじねじも発見!
隅々まで見ましたが、他にそれっぽいコードは無いことを確認。(万が一関係ないコードを切ったら大変なのでめっちゃ確認しましたw)
この赤白と黒黄のねじねじが、ハイエースバンの荷台後方両サイドにあるリアスピーカーまで繋がっているということですね。
今回はこれらをAピラーの中で分岐して、リアスピーカーを生かしたままセカンドシートの天井にスピーカーを増設するというのをやっていきます。
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天井側からスピーカーコードをAピラーまで通す
さて、お次は天井に開けた穴から延長用のスピーカーコードを引っ張ってくる作業です。
後部座席へ行く前に、Aピラーまで延長コードを通すための道を確保しておきます。
助手席のドアの上の壁の中を通すので、妨げになるこちらのアシストグリップを取り外します。
※ここを取り外さずにやっている人もいるようなのでチャレンジしてみるのもありかも。我が家の腕では無理だったので取り外しました。
後部座席へ移動し、左側の穴から右側の穴に向けて配線ガイドを通します。
左から通した配線ガイドが右の穴からこんな感じで出てきたらOK。
この先っぽの輪っかの部分に延長用スピーカーコードをくくりつけます。
こんな感じでくくりつけました。
コードを結んだだけだとほどけてしまいそうだったので、マスキングテープでぐるぐる巻きにしてみました。
左側の穴に少し残っている配線ガイドのシッポをつかんで引っ張り、延長コードを手繰り寄せます。
それにしても配線ガイドの長さが絶妙だわー(^_^)v
ほい!このように右から左へ延長コードを通すことができました。
しかしまだ続きがあります。
今度はここから助手席のドアの上を通してAピラーまで引っ張っていきますよ!
おりゃ~、と配線ガイドを助手席のドアの上らへんをめがけて突っ込みます。
ここからは結構大変だった記憶があります。
なかなか思ったところへ配線ガイドが操れない・・・。
で、助手席のドアの上の天井部分を少しめくって見てみると・・・
黄色いアイツ、み~っけ!!
狭い天井の隙間からなんとか配線ガイドを引っ張り出しました!
イメージではスルスルッとAピラーまでいけると思っていましたが、結構てこずりました。
なかなか思い通りにはいかないのがDIYのドキドキするところ。
作業後にアシストグリップを元通りに戻さないといけないのに、こんなところから配線ガイドを引っ張り出しちゃって大丈夫かいな!と思いましたが、延長コードを十分な長さ引っ張りだした後に注意深く天井へ詰め込んだら大丈夫でした。
はい、このように右側スピーカーの延長コードは見事Aピラーまで到達しましたよ♪
同様に左側スピーカーの延長コードも引っ張ってきたら、それぞれどちらの延長コードなのかわかるようにしておきます。
こんな風に、右スピーカーの延長コードには「右」とわかるようにしておきました。
ちなみに、天井スピーカーのほうのコードはどうなっているかというと・・・
こんな感じ。
ダラ~ンと垂れています。右スピーカーのほうのコードは、左の作業をしているときに穴の中に引きずり込まれないようにマスキングテープで天井に仮止めしています。
とにかく2本ともそれぞれ穴から出た状態になっていればOKです。
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Aピラーの中のスピーカーコードを分岐して接続
さて、いよいよスピーカーコードの分岐です。
配線をいじるなんて中学校の技術の授業以来のような・・・。
まずは、スピーカーコードをカットします。
こえぇぇぇ~(@_@;)
ホントに切っていいいのか~!!(いい!)
電工ペンチを持つ手が震えます。(はよ切れw)
はい、この通り!バスッとやってやりました!!
緊張したわ~。
くれぐれも他の線を切らないように。
というわけで、右スピーカーのコード(赤白のねじねじ)を切るところから作業をはじめました。
カットしたスピーカーコードは、電工ペンチを使用して被覆をむいておきます。(切断部から5㎜くらいむくよ)
被覆をむいて出てきた芯線は指で軽くねじっておきます。
次に、分岐するスピーカーコード(先ほどカットしたコードのうち、車のフロント側と繋がっている方のコード)に、分岐用ギボシ端子のスリーブを通します。
スリーブとはこれのこと。ギボシ端子を接続した時、最後に被せるカバーのことです。
最後に被せるんだけど、最初に通しておかないといけません。忘れがち。
スリーブは、カットしたコードの1本だけに通すこと。
こんな風に、赤白のうち白だけにスリーブを通します。赤のほうにも別のスリーブを通しておきます。
なぜなら、それぞれのスピーカーコードを2つに分岐するからです。白が二股に分かれ、赤も二股に分かれます。(もっというと、左スピーカーの黒と黄もそれぞれ二股に分かれますよ)
二股に分岐させるために専用のギボシ端子を取り付けていきます。こういう形のギボシ端子(メス)です。
どうでしょう、こんな感じで。初めてにしてはうまくできたんじゃなかろうか(*^-^*)
このようにギボシ端子をコードにくっつける作業のことを、「端子をかしめる」と言うそうです。
今回我が家は初めて「端子をかしめる」作業をしました。
結構コツがいる作業なので、我が家のように初めて挑むという場合は、動画等で予習をしておくといいと思います。
※「ギボシ端子のかしめ方」「電工ペンチの使い方」等のワードでネット検索をするとブログや動画がたくさんヒットしますよ♪
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さて、赤白の2本ともしっかりギボシ端子をかしめました!!そしてコードにあらかじめ通しておいたスリーブを被せました。
で、なにやら汚い字で書いてありますね・・・これは後々役に立つメモです。
スピーカーコード4本(赤白黒黄)には、それぞれ役割があります。
左右どちらのスピーカーのコードなのか、さらにプラスなのかマイナスなのかの違いがあります。
後で接続する際にわかりやすいように、マスキングテープでメモをしておいたというわけです。
スピーカーコードの色と役割の表
赤コード ⇒ 右のプラス
白コード ⇒ 右のマイナス
黒コード ⇒ 左のプラス
黄コード ⇒ 左のマイナス
さぁ、じゃんじゃん参りますよ。
お次は後部座席から引っ張ってきた延長コードに端子を付けていきます。
先ほど作業した「赤白」のコードは右スピーカーのものなので、それにつなぐため後ろから引っ張ってきた延長コードも右スピーカー用のものから作業します。
延長コードの先っぽをベリベリッと2本に割き、先っちょ5㎜の被覆をむいてねじっておきます。
そこに、ギボシ端子(オス)のスリーブを通してから、オス端子をかしめます。
2本ともオス端子をかしめてスリーブを被せた状態です。
これと同じように、元のスピーカーコードのリア側に繋がっている方のコードにもオス端子をかしめておきます。
元のスピーカーコードの写真こんなんしかなかった・・・。オス端子をかしめる前のスリーブを通しただけの写真です(^-^;
ともかく、元々のスピーカーコード(リア側)の赤白と、増設スピーカー用延長コードの赤黒(色は使用するコードによる)にオス端子をかしめたら次のステップへ。
それぞれのオス端子をメス端子に差し込みます。
(オスメスっていう呼び方なんなん。わかりやすいけどもwww)
元々のスピーカーコードは元通り同じ色のコードへつなぎます。(上の写真の赤矢印のコード)
延長コードは、我が家は赤黒のコードなので「赤はプラス、黒はマイナス」と決めた上で、赤(+)は赤色へ、黒(-)は白色へつなぎました。(上の写真の青矢印のコード)
端子をしっかりと差し込んだら、最後にメス端子の方のスリーブをきっちりと端子部分を覆うようにかぶせます。
※電源を入れた時、端子が車のボディーに触れた状態だとショートするらしいので気を付けてください。スリーブをしっかり被せておけば安心です。
これにて右スピーカー(赤白)の配線の分岐が完成です(*^-^*)
というわけで、右スピーカー(赤白)と同じ要領で左スピーカー(黒黄)の分岐も行います。
で、完成したのがこちらです。
我が家の延長コードの色が赤黒なので、接続する時に少しややこしかったですが、黒コード(+)には延長コードの赤を、黄色コード(-)には延長コードの黒を接続しています。(別に逆に差し込んだところでこの時点ではなんら問題ないですが、最後にスピーカーに接続する際に延長コードの赤はプラス、黒はマイナスと決めておいたほうがわかりやすいかなと思ってこのようにしました。)
スピーカーコードの色と役割の表(延長コード)
赤コード ⇒ 右のプラス(延長:赤)
白コード ⇒ 右のマイナス (延長:黒)
黒コード ⇒ 左のプラス (延長:赤)
黄コード ⇒ 左のマイナス (延長:黒)
※カッコ内の接続した延長コードの色は、赤黒を使用した我が家の場合です。
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増設スピーカーと延長コードをつなぐ
配線が分岐できたので、あとは増設するスピーカーと線を繋げば音は出るはず。
とりあえず、スピーカーの付属品のコードをスピーカーの裏の平端子に接続。(この端子のはめ込みがすごい固かったんだけどみんなこうなんだろうか。)
延長コードに直接手持ちの平端子をかしめて差し込んだら付属品のコードを使わずに済みそうなんだけど、この時はなんでやらなかったんだっけな・・・(3か月も前のことでちょっと記憶が・・・)
電工ペンチのターミナルセットの中にも平端子は入っているんだけど、合うサイズがなかったのか、その時思いつかなかったのか、なんか他の理由があったのか、ちょっと忘れてしまいましたが、この時我が家は付属品のコードをスピーカーに接続し、そのコードを延長コードに接続するという方法でつなげています。(むむむ・・・マジで思い出せん・・・・)
というわけで、付属品のコードと延長コードを接続するべく、電工ペンチのターミナルセットから適当なギボシ端子のオスとメスを取り出し、かしめまくる作業に突入。
ギボシ端子は、延長コードにつける方(つまり電源側)がメス、スピーカー側がオスになるように取り付けます。
電源側がメスっていうのがルールらしいよ。
そんなわけで、スピーカー側のコード(付属品のやつ)にギボシ端子(オス)をかしめたところ・・・
付属品のコードが細すぎて、かしめる作業が激ムズ!!
端子をぐちゃぐちゃに潰してしまい、2回ほど失敗しました。手持ちの端子の数にも限りがあるからちょっと焦りました。
ぐちゃっとなっちゃったのは電工ペンチのサイズの問題なのか?それともやっぱり技術の問題なのか??
しかし慎重にゆっくりかしめることで、なんとかこの電工ペンチでもうまくかしめることができました。
うむ。やればできる!!
慎重に少しずつかしめていくのがポイントだよ!(※注意 ド素人が言ってますw)
スピーカー側のコードの次は、天井の穴からぶら下がっている延長コードにもギボシ端子(メス)をかしめます。
そこまでできたら、いざ接続!ってことなんですが、ここに来て疑問が出てきました。
スピーカーの端子って、どっちがプラスでどっちがマイナスなん???
スピーカー本体には表記なし。
付属品のコードのはめ込みについては端子の大きさで判断できるので問題なくできましたが、その付属品のコードと延長コードを繋ぐときにプラスとマイナスがわからない・・・。
で、しばらくネットで調べたりしてたんですが、、、なかなか判明せず、基本に立ち返って商品箱を見てみると・・・
商品箱の付属品の説明覧に、よくよく見たら書いてありました。めっちゃさりげなく!(さりげなさすぎん?)
箱なんて何回も確認してたんですけどね・・・気づかなかったのよ・・・ふしあなですね、私の目は(-_-)
端子の大きい方がプラス、小さい方がマイナスです!(コードの黒い線が入っているほうがマイナス)
じゃーん!このように繋ぎました(*^-^*)
延長コードは赤がプラス、黒がマイナスとあらかじめ決めておいたので、白いコードを赤に、黒線の入っているコードを黒へと接続しました。
というわけで、右のスピーカーも、左のスピーカーもこの工程まで終わると、
スピーカーコードの接続はすべて完了です!!
どこかで失敗していると大変なので、スピーカーを天井にはめ込んだり、ピラーを元に戻したりする前に、一旦エンジンをかけて音が出るかを試してみました。
増設スピーカーの左右ともに音が出ていることを確認!感動!
リアスピーカーのほうも、ちゃんと音が出ていました!バッチリ!
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スピーカーを天井にはめ込む
さぁ、残すところはスピーカーのはめ込みのみとなりました(*^-^*)
こちらの付属品の金具を天井にセットして、スピーカーを付属のネジで固定していきますよ。
4か所の穴に合わせて金具を設置しました。なんか下穴と少しずれているような気も・・・(^-^;
この金具なんですが、結構簡単にズレたりはずれたりでイライラ・・・。
最終的には我が家は金具の裏側をマスキングテープで固定しました。
このように。邪道だが有効。
マステの粘着力が弱いので、何重にもべったり貼り付けています。(ガムテとかでがっつり貼ったほうがやりやすいかも)
金具がズレちゃう問題はこれでなんとかクリアできました。
しかしこの後のスピーカーのはめ込みがなかなか大変でした(^^;)
スピーカーにはフレーム(枠)とネットがついています。
ネットは最後にはめ込むのですが、フレームはスピーカー本体と同時にネジで固定する必要があります。
これがかなりの曲者(>_<)
上の写真はスピーカー本体とフレームを合わせてネジを差し込んだ状態です。(ネジ位置は合計4か所あるよ)
フレームと本体をぴったりと合わせながら、天井の金具の位置へネジを差し込む。
簡単そうに思えるけど、間違いなくこの作業が最大の難所でした(>_<)
夫婦二人でネジを押さえながら天井の金具に合わせる・・なんかネジ穴が良い場所にないな・・・あ、ネジが落ちた・・・あ、金具がズレたわ・・・首痛い(上向く作業のため)
そんな感じです(^^;)
金具はマステで固定できたものの、本体とフレームとネジについてはどうしようもないので何度もチャレンジしました。
これ、一人で取り付けれる人すご過ぎ。
ていうか、本体とフレームをはじめからくっつけといてくれよ~(T_T)
苦難の末に、取り付けが完了。
反対側も取り付け完了。
天井が斜めの部分が不自然に見えるかと思ったけど、意外と見た目も良い感じで良かったです(*^-^*)
あとはこのように、スピーカーにネットを取り付けて、Aピラーやアシストグリップなどを元に戻したら完成です♪
いいじゃん、いいじゃん(≧▽≦)
完成
どうですか?いい感じでしょう?(^◇^)
もともと付いていたかのような仕上がりじゃない?
天井の色が黒っぽい内装(ダークプライム2)なので、本当に違和感がなくて大満足♪
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音量調節について
さっそくセカンドシートに座って増設スピーカーの音を確認してみました。
天井から降り注ぐ音楽♪最高!!(*^-^*)
走行中ほとんど聞こえなかった音楽がめっちゃ聴こえる!!
・・・
・・・
・・・
ていうか、聴こえすぎる!(え?www)
聴こえすぎて、運転席のパパ(夫)が話しかけてくれても全然聞きとれん(;’∀’)
うそ、まさかの音量でかすぎ問題発生なんですけどwww
音量の大きさは、フロント、増設、リアと一斉に調節されてしまうので、増設スピーカーの音量に合わせてボリュームを絞ると運転席の音が小さすぎ、運転席をちょうど良く調整すると増設スピーカーの音量が大きすぎるというなんとも言えない状況。
ダメじゃん・・・(T_T) せっかく頑張って取り付けたのに・・・。
こうなったらスピーカーネットの上にさらにフェルトみたいなものを被せるしかないのか!?(取り付けたそばから潰しにかかる切なさと対策方法のダサさよ・・・)
と思っていたら、カーナビのオーディオをこちょこちょしたら解決しました!
カーナビの機能なので、できない場合もあるかもですが、音が大きすぎて(もしくは小さすぎて)困っている人はぜひ試してみてね!!
カーナビの「AUDIOボタン」を押して、「音設定」ボタンを押す。
音設定画面の上方にある「FAD/BAL」のタブを押す。(指の位置は無視して)
座席(運転席、助手席、セカンドシート)の図が表示されます。
縦横の青いラインの位置で、音量のバランスを変えることができます。
我が家は矢印で示した位置に横の青ライン(フェーダー)を設定しました。
すると運転席側の音量の比重が大きくなり、セカンドシートの音量が控えめになり、ちょうどいいバランスになりました(*^-^*)
音量でお悩みの場合は試してみてくださいね!
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最後に
紆余曲折ありましたが、ハイエースのセカンドシート用スピーカーを無事設置することができました!
設置方法は、「Aピラー内のスピーカーコードを分岐して増設」というやりかた。
(分岐の良し悪しには賛否両論あるようなので、実践する場合は自己判断・自己責任でお願いします)
素人にはなかなか大変な作業だったけど、満足度はかなり高いです!!
ハイエースがだんだん快適になっていく~(*^-^*)
これまでは音楽を聴くことを諦めていたセカンドシートですが、スピーカーのおかげでハイエースでの移動がより一層楽しいものになりました♪
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