ハイエースに乗り始めて1年近くになる我が家です。
キャンプはもちろん、何回か車中泊をしてみて思いました。
「テーブルが欲しい!」
2列目シートの空間がせっかく広いのだから、サイドテーブルみたいな小さい机とかを置けないかなぁ?
ハイエースのバーに折り畳みテーブルを取り付けられるらしいよー?
ハイエースのバー??・・・なにそれ。
ハイエースのバーとは・・・
これか!!!!
車検の際に必ず載せておかなければいけない仕切り棒で、セパレートバーというらしい。
車検には不可欠だが、使い道がなかったために存在自体を忘れていたよ・・・。
セパレートバーは、運転席のすぐ後ろにも取り付けができるようになっているので、これを利用しつつテーブルを取り付けるというわけですな。イイじゃない~(^^♪
というわけで、ハイエースのセパレートバーに折り畳みテーブルを取り付けてみましたので、写真をたくさん盛り込んでご紹介します♪
我が家、DIYは初心者の部類です。(引っ越しの時にブラインドの取り付けと棚を少し組み立てたくらい)
結構簡単だったので、DIYしたことないけど・・・っていう方も是非見てみてください♪
ちなみに、セカンドシートに座る人用のテーブルなので「セカンドテーブル」って言うんだってさー。2個目のテーブルかと思っちゃうよね~。
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作業フロー
まずは大雑把に作業フローをご紹介しておきます。
- 1.材料・道具類を用意する
- 天板やジョイント等のセカンドテーブルとなる材料や、ドライバー等の施工用の道具を用意します。
- 2. 天板のお手入れ
- 天板をテーブルとしてそのまま使える状態になるようお手入れする。
- 3.セパレートバー用ジョイントの取り付け
- セパレートバーにテーブルを引っかけるためのジョイント2つを取り付ける。
- 4.テーブル脚 差し込み用ジョイントの取り付け
- テーブルの脚となるイレクターパイプ差し込み用のジョイントを取り付けます。
- 5.テーブル脚 収納用ジョイントの取り付け
- テーブルを畳む際、不要になるテーブルの脚(イレクターパイプ)を収納するためのジョイントを取り付けます。
- 6.テーブル脚のパイプ先端にキャップを装着する
- テーブル脚の床面と接する部分(イレクターパイプの先端)にキャップを装着します。
画像のキャップは高さ調節可能なアジャスター付きのタイプです。
- ★完成★
- 天板をハイエースのセパレートバーに引っかけて、イレクターパイプを差し込めばセカンドテーブルの完成です(*^^)v
さぁ、それではここからは細かくご紹介していきますよ~!
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準備
取り付けをしたハイエースのスペックは?
まずは、今回セカンドテーブルを取り付けた我が家のハイエースの車種?スペック?っていうのかな、それをご紹介しておきます。
我が家のハイエースのスペック
- ハイエースバン
- 200系5型
- スーパーGL
- ナローボディ(標準ボディ)
- 標準ルーフ
- ガソリン車
- 2駆
- 内装はDARK PRIME Ⅱ(ダークプライム2)※全体的に黒い色
ハイエースでも車種によってはセパレートバーがないものもあるみたいです。
なので、セパレートバーがある!しかもバーとしての使い道なし!という方向けのセカンドテーブルです(*^-^*)
用意するもの
道具類
- 電動ドライバー※プラスネジ用とキリの先端パーツが必要(電動じゃないとかなり大変かと思われます)
- 紙やすり(天板の加工が不十分な場合は必要)
- 木工用みつろうクリーム(天板が良い感じにコーティングされてるとかだったら不要)
- アロンアルフア(接着剤、くっつけばなんでもOK)
材料
- テーブルの天板【1枚】
- イレクターパイプ(テーブルの脚となるパイプ)Φ28㎜【1本】
- セパレートバーに天板を取り付けるためのジョイント(Φ32)【2個】
- イレクターパイプ(テーブル脚)を差し込むためのジョイント【1個】
- イレクターパイプ(テーブル脚)のキャップ兼アジャスター【1個】(結果的にアジャスターは不要だった)
- 折り畳み時に天板裏にパイプを収納しておくためのジョイント【2個】
- 木ネジ(ジョイント類を天板に取り付けるためのネジ)【11本】
それでは詳しく見ていきましょう。
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テーブルの天板(1枚)
我が家はウォールナット集成材の板を天板にすることにしました。
落ち着いた色合いがダークプライム2の内装にぴったりだ(*´▽`*)
天板(1枚)
サイズ:横幅 120㎝ × 奥行 30㎝ × 厚み 2㎝
ウォールナット集成材(お好きな板をご用意ください)
必要数:1枚
購入した場所:ヤフオクで落札
板の厚みは1.5㎝、2㎝、3㎝で迷いましたが、1.5㎝だと耐久性が心配、3㎝だと重くて扱いにくそうというわけで、我が家は2㎝にしてみました。
実際にすべての厚さを試したわけではないので、1.5㎝でも十分頑丈なテーブルになるかもしれないし、3㎝でも重さは気にならないかもしれないです。
でも、我が家は実際に厚さ2㎝で作ってみて、大正解だったな!と思ったのでここに記しておきます。(天板の堅さや材質にもよるかもね)
板の重さってどれくらい?
我が家の購入した天板(ウォールナット集成材)の場合、厚さが3㎝で7.1kg程度の重さでした。それを厚さ2㎝に加工してもらったので5㎏弱くらいになったんではないかなと思います。計ってないから正確な数値ではないですが、参考までに。
天板はホームセンターやネット通販で購入できます。
最近ではメルカリ等のフリマアプリなんかでも販売されていたりするので、いろんなところで探してみると面白いですよ。(すでにハイエース用のセカンドテーブルとして完成された状態のカッコイイやつも売ってたりしますよ)
ちなみに我が家は、散々探しまくって、最終的にはヤフオクで落札しました。
厚さの加工料と送料も含めて10,000円くらいだったので、なかなか良い買い物だったな~♪
イレクターパイプ ※テーブルの脚(1本)
※上の写真はイレクターパイプの左端に別売りのキャップを取り付けた状態です。
イレクターパイプとは、鋼鉄パイプにプラスチックを接着被覆してあるものらしく、軽くて丈夫なのでセカンドテーブルの脚にバッチリです(*^^)v
イレクターパイプ ※テーブルの脚【1本】
商品名:イレクターパイプ
径:Φ28㎜
長さ:665㎜ (加工指定)※フロアマットの厚み等を考慮して検討してください。
カラー:ブラック
(矢崎化工 品番:E-H-665-BL )
必要本数:1本
購入時価格:290円(税別)+個別送料100円
購入した場所:工具通販 モノタロウ
テーブルの脚となるイレクターパイプはモノタロウで購入しました。
通販なのに長さの加工まで指定できちゃいます♪
パイプの長さは購入時に665㎜で加工指定しました。
※我が家の場合はこの長さでアジャスターも不要になるほどピッタリでしたが、床の状態(フロアマットの厚みとか)によって最適な長さが変わってきますので、慎重に検討してくださいね。
お値段290円(加工込み)+送料100円・・・て、心配になるくらい安かった(;^_^A
約1週間で加工済みのイレクターパイプが家に届きましたよ。
色はブラックです。黒が無かったら塗装しようと思っていたのであってよかった!
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セパレートバーに天板を取り付けるためのジョイント[Φ32](2個)
※写真には4個写っていますが、実際に使用したのは2個です。
セパレートバーに天板を取り付けるためのジョイント[Φ32]【2個】
商品名:イレクター Φ32プラスチックジョイント 棚板固定用
( ハイエースのセパレートバー(Φ32)に合うジョイントです)
カラー:グレー
(矢崎化工 品番: JB-46 GR )
必要個数:2個
購入時価格:159円/1個(税別)
購入した場所:工具通販 モノタロウ
こちらもモノタロウにて購入しました。
色はアイボリーとグレーしかなかったのでしょうがなくグレーにしました。でもそんなに違和感はなかったです。
このジョイントは天板の裏2か所に取り付けて、セパレートバーにパチンとはめ込むための部品ですよ。
2個で天板を支えられるのか不安だったので4個も買ってしまいましたが、2個で全然大丈夫でした。
イレクターパイプ(テーブル脚)を差し込むためのジョイント【1個】
イレクターパイプ(テーブル脚)を差し込むためのジョイント【1個】
商品名:プラスチックジョイント
(イレクターパイプ(径Φ28㎜) に合うプラスチックジョイント です)
カラー:ブラック
(矢崎化工 品番: J-103 S BL )
必要個数:1個
購入時価格:82円(税別)
購入した場所:工具通販 モノタロウ
こちらもモノタロウで購入しました。(よく考えたら天板以外は全部モノタロウで買ってたわ・・・)
このジョイントは、天板の裏のど真ん中に取り付けて、テーブルを出す際にイレクターパイプを差し込んでテーブルの脚にするためのものですよ(^^♪
イレクターパイプ(脚)先端のキャップ兼アジャスター【1個】
テーブルの脚(イレクターパイプ)の先端に取り付けるキャップ。
白い部分をくるくる回すことで高さ調節ができるアジャスター機能のあるタイプを購入しました。
イレクターパイプ(脚)先端のキャップと高さ調節可能なアジャスター【1個】
商品名:アジャスター プラスチック・鉄製
(イレクターパイプ(径Φ28㎜)の先端をカバーするキャップとアジャスター)
カラー:ブラック
(矢崎化工 品番: EF-1200S BL)
必要個数:1個
購入時価格:199円(税別)
購入した場所:工具通販 モノタロウ
内径Φ28㎜でイレクターパイプに合うサイズですが、はめてもホールドはされずスポスポ抜けるので、制作時にはアロンアルフア(接着剤)でくっつけます。
アジャスター機能は我が家の場合は必要なかったです。めっちゃピッタリだったの(*´▽`*)
天板裏にパイプを収納するためのジョイント【2個】
天板裏にパイプを収納するためのジョイント【2個】
商品名:プラスチックジョイント
(イレクターパイプ(径Φ28㎜) に合うプラスチックジョイント)
カラー:ブラック
(矢崎化工 品番:J-46 S BL)
必要個数:2個
購入時価格:70円(税別)/1個
購入店した場所:工具通販 モノタロウ
テーブルを折り畳んで収納する際に、抜き取った脚(イレクターパイプ)を天板裏に収納するためのジョイントです。
M3.5x16mm 皿頭木ねじ(鉄クロメート/30本)
ジョイント類を天板に取り付けるための木ネジです。
M3.5x16mm 皿頭木ねじ(鉄クロメート/30本)※必要数11本
商品名:M3.5x16mm 皿頭木ねじ(鉄クロメート/30本)
(3.5㎜の太さ、16㎜の長さのネジ)
(エスコ 品番:EA949EJ-216)
必要本数:11本
購入時価格:275円(税別)/1箱(30本入り)
購入した場所:工具通販 モノタロウ
ジョイントの1つに皿木ネジ径3.5㎜を使用するように説明書きがあったので、このネジを購入しました。
この1種類のネジで、すべてのジョイントを取り付けることができましたよ。
ネジの長さは天板の厚みに合わせて変えたほうがいいと思います。薄い板だと突き出るかもだし、厚い板だと重さに耐えられないかもなので。
我が家は天板が20㎜なので、16㎜で試したところバッチリでした!ジョイントの厚みもあるのでネジの長さが足りるか不安だったけど、うまくいってよかった!!
30本入りですが、実際に使用するのは11本です。
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作成手順
それでは、ここからはいよいよ作成手順をご紹介します。
天板のお手入れ
用意した天板にやすりがけをしたり、保護クリームを塗るなどのお手入れをして、テーブルとして使える状態にします。
我が家は、自宅にあった紙やすりを使用して、角の少しゲジゲジしていた部分をなめらかにしました。
それから、木工用のみつろうクリーム(木工製品用の保護クリーム)を全体的に塗って仕上げましたよ(^^♪
セパレートバー用のジョイントを取り付ける
まずは、ハイエースのセパレートバーにはめ込むジョイントを2か所に取り付けます。
横幅120㎝の天板の裏にバランスを考えつつジョイントを実際に置いてみて位置を決めました。
我が家は端から20㎝のところに固定しました。
ジョイントは同じ形のものが2種類あるけど、大きい方(Φ32)のジョイントを使用しますよ。 (小さい方はパイプを収納する時用です)
我が家はこのジョイントを4個も買っちゃったけど、2個で全然大丈夫でした。むしろ4個だと付け外しが大変そうなので2個がおすすめ。
天板の「裏面」に取り付けますよ。
ここを間違うと、お気に入りの木目が裏側になってテンションだだ下がりになっちゃうのでご注意を!!((+_+))
①両端から20㎝のところにチョークで目印を付けました。
②目印の場所にジョイントを仮置きし、ネジ穴部分にキリで下穴を開けます。
③木ネジで固定します。
④ジョイントのネジを2か所締めたら取付完了です。反対側のジョイントも同様に取り付けます。
テーブルの脚(イレクターパイプ)差し込み用のジョイントを取り付ける
次に、テーブルの脚となるイレクターパイプを差し込むためのジョイントを取り付けます。
①まず、横の位置を決めます。
幅120㎝の天板なので、そのちょうど真ん中となる端から60㎝のところに目印を書きました。
②次に縦の位置を決めます。
テーブルの手前側の端から10㎝のところにしました。
↑ こんな感じになります。
縦位置は、テーブルを出した状態でも横移動がしやすく、かつテーブルをしっかり支えられるポジションになるように決めましたよ。
テーブルの脚とイスの間に少しスペースができることで、横移動がしやすいです。
取り付け位置が手前すぎると、人の足がテーブル脚にひっかかって移動がしにくくなるので要注意!
③位置決めをしたら先ほど同様キリで下穴を開けてからネジ止めをします。
はい、こんな感じです!
が、実はこのネジ止めの最中に少し問題が発生していました。
なんとジョイントのネジ穴の途中でネジが止まった・・・・
このジョイントの説明に 径3.5㎜ のネジを使用するように書いてあったからこのネジを選んで買ったのに!
なんでやー!!( ;∀;)
おりゃーっ!!<(`^´)>
少し強引にジョイントのネジ穴にネジをねじ込んでみたところ、使用することができました!
よかった~( ;∀;)
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テーブルの脚(イレクターパイプ) 収納用ジョイントを取り付ける
ネジ止め最後は、テーブルの脚を収納するためのジョイントの取り付けです。
取り付け箇所は、空いているところならどこでも良さそうなんですが、我が家はなんとなく真ん中につけてみました。
このジョイントの位置決めは、イレクターパイプをはめた状態で板の上に置いてみて、しっくりくる場所にしました。(つまり計っていない)
だんだんネジ止めにも慣れてきて、こんなもんでしょ~♪って感じで気楽に決めましたよ。(丁寧にやりたい人は計ってね!)
テーブルの脚(イレクターパイプ)にキャップをつける
テーブルの脚となるイレクターパイプは、ただの切りっぱなしのパイプなので、地面に接する側にキャップを付けます。
我が家はイレクターパイプの長さに自信がなかったので、アジャスター付きのキャップを購入して取り付けました。
キャップはイレクターパイプの直径サイズに合わせて購入しましたが、ガッチリとははまらず、すぐに取れてしまう状態だったので、アロンアルファ(接着剤)でしっかりと接着しましたよ。
キャップも装着したことだし、テーブルを出してみました!
なんか少しだけテーブルが高すぎる気が・・・。
そこで、アジャスター部分を完全に取り外してみると・・・
めっちゃ気持ちよく水平になった!!ナイス!!
結果、我が家のテーブル脚にアジャスターは不要でした(;^_^A
ぽつーん・・・
高さ調節に活躍するかと思われたが、まさかの不要・・・ごめんね、アジャスター君。
しかし、アジャスターを外して丁度良くなったから良かったものの、もしもまだ長かったらパイプを切断しないといけなかったと思うと危なかったなぁ~。
パイプの長さはフロアマットの厚み等を考えて加工するようにしましょうね!
アジャスターを外したら、白い色がなくなって見た目も良くなり結果オーライ!!
外したアジャスター君は、マットを変更したりした時に必要になるかもしれないので、捨てずにとっておくことにしました(*´▽`*)
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完成!!
ついに完成でーす!!
思ったより簡単だったし、めっちゃイイ感じでできました~(*´▽`*)
下から見上げるとこのような感じです。
ハピ子(娘)も気に入ってくれました♪
こ~んなに、もたれかかってもビクともしないよっ!安定感バツグン!!
そしてこのテーブルが素晴らしいのは、畳んで収納しておけるっていうところ!
収納方法は・・・テーブルを少し持ち上げて、脚(イレクターパイプ)を抜いて、裏面の収納ジョイントにはめ込むだけ!
普段はセパレートバーに天板がぶら下がってる状態(畳んだ状態)です。
ぶら下がっているとは言っても、走行中にブラブラすることもなく全く邪魔にならないので、本当に取り付けてよかったな~って思います。(いらんかったらテーブルごと簡単に取り外し可能だしね!)
使いたいときに、サッと取り出して使えるのはホント最高だよ~!!
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最後に
というわけで、ハイエースのセカンドテーブルを作って取り付けるDIY、無事完成しました!
う~ん!大満足!!(≧▽≦)
作り終えてみて、思っていたよりも簡単だったなぁ~という印象。
カップホルダーなんかを付けようと思うと、もう少し大変になりそうだけど、ただのテーブルだから本当に簡単に作ることができましたよ♪
自分で作ったセカンドテーブルは、DIYの達成感と愛着でもうたまらんです( *´艸`)グフフ
景色の良い場所に車を停めて、のんびりランチをしたりするのが、とっても楽しみな時間になりました♪
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同じくハイエースにテーブルが欲しくなり、こちらのブログにたどり着きました。
とても分かりやすくて、DIY初心者の自分でも作ることが出来ました。ありがとうございます!
こんにちは(^^♪
コメントありがとうございます(*^-^*)