強烈な睡魔に襲われることってありませんか?
私は最近、寝不足の日が続いたことで、昼過ぎにはついフワフワとしてしまうことが多いです。
デスクワークって、どうしてこう眠たくなるのでしょうね・・・。
思い返してみれば、学生時代には、黒板の文字をノートにとりながら・・・ウトウト・・・
ハッと気づいた時には、ミミズのような字が、ノートから机へと、勢いよく這い出していたのを思い出します(^^;)
大事な時にも、容赦なく襲ってくる眠気は、本当に困りますよね。
そんなわけで、眠気を覚ますために、何かやれることはないかと調べてみました。
気分転換にお散歩したり、シャワーを浴びたり、そういう方法もありますが、、、
今回は、「座ったままの状態で、眠気に耐えなければいけないシチュエーション」に絞って、眠気を撃退する方法を、ご紹介したいと思います。
授業中やデスクワーク中など、座ったままで、しかもあまり目立つことなくできる方法を16個集めてみましたよ。
念のために言っておきますが、「普段から良質な睡眠をとる」ことが、1番の眠気対策であることは間違いありません。
睡魔を寄せ付けない、規則正しい生活を心掛けましょう。
とは言え、このご時世、生活パターンも忙しさも、人それぞれですよね。
どうしたって、眠気と向き合わないといけない時はやってきます。
そんな時に、参考にしていただければ幸いです。
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呼吸で睡魔に勝つ!
眠くなる要因のひとつとして、脳の酸素不足があるようです。
足りていない酸素を、取り込んであげることで、脳が活性化して、眠気を吹き飛ばせるかもしれません。
【その1】深呼吸をする
脳に酸素を行き渡らせるように、鼻からゆっくりと深呼吸をしましょう。
その際は、森の中などをイメージして、爽やかな気分で深呼吸をしてみてください。
リラックスできて、スッキリしますよ。
【その2】あくびをする
あくびというと、眠気促進のイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれませんが、むしろ眠気解消の作用を期待できます。
なぜならあくびは、一気に大量の酸素を脳に送ることができるためです。
しかも、大きく口を開けることで、顔や顎の筋肉が刺激されて、目を覚ます手助けとなります。
とは言え、大きな口であくびをしていると、先生や上司から怒られてしまうかもしれません。
両手で口と鼻の周りを覆って、周囲に気づかれないようにしましょう。
【その3】息を止めてみる
自分でちょっと苦しいな、と思うくらいまで息を止めてみます。
苦しさと、その後に吸い込む酸素とで、眠気の解消を期待できます。
息を止めるのは、あくまでも”ちょっと”苦しいな、くらいにしておきましょう。
息を吸い込む際も、一気には吸い込まず、意識してできるだけゆっくりと吸い込むようにしましょう。
やりすぎは、体調不良かと心配されて、目立ってしまう恐れがあるだけでなく、失神などの万が一の危険も考えられます。
無理なく、ほどほどに試してみてください。
物理的刺激で睡魔に勝つ!
呼吸を意識しても、眠気が吹き飛ばない場合、物理的な刺激がいいかもしれません。
【その4】ツボを刺激する
眠気に効くとされているツボを調べてみました。
実際に眠気が襲ってきた時に試してみたところ、以下に紹介している5つのツボの中では、個人的には「風池」が一番効果があったような気がします。
効き方は人それぞれだと思うので、眠たい時に試してみましょう。
これだ!というツボを見つけてみてください。
合谷(ごうこく)
合谷は、手にあるツボです。
ツボの位置は、人差し指と親指の骨が交わった部分から、やや人差し指よりのところだそうです。
触って小さなくぼみがある場所のようですが、私にはそのくぼみはよくわからず・・・(^^;)
ですが、人差し指と親指の間って、揉んでみると、すごく気持ち良いんですよね。
ツボがはっきりとわからなくても、気持ち良い程度にグリグリと揉んでやると、リフレッシュが期待できるのではないでしょうか。
ツボがちゃんとわかる人は、狙って押してみてください。より効果が期待できますね。
中衝(ちゅうしょう)
中衝も手にあるツボです。
中指の爪の付け根(生え際)の、人差し指側にあります。
反対側の親指と人差し指とで、中指をギュッと挟むようにして、押したり揉んだりします。
試しに親指から小指まで、すべて同じように揉んでみましたが、どの指も気持ち良いですね。
指先には「井穴(せいけつ)」と呼ばれるツボのグループがあるそうですよ。
専門家ではないので、細かくツボを紹介することは控えますが、中指以外の指先も、揉んでおいて損はありません。
労宮(ろうきゅう)
手のひらの真ん中にあるツボです。
ツボの位置は、ギュッとこぶしを握った時に、中指の先があたる場所です。
反対側の親指でグッと押します。
痛気持ちいいですね。
百会(ひゃくえ)
頭のてっぺんにあるツボです。
具体的には、左右の耳を結んだ線と、目と目の間から後ろに向かってのばした線が交差する場所です。
小さい頃に、「頭のてっぺんを押すと下痢になる」という噂があったので、ちょっと気になって調べてみたのですが、それは全くの迷信だそうですよ。
なんとなく百会を押すのを、ためらってしまいましたが、心配しなくてよさそうですね。
百会は「万能のツボ」とも呼ばれるほど、幅広い効果を期待できるツボのようなので、むしろ積極的に押したいですね。
睛明(せいめい)
目頭付近にあるツボです。
鼻のつけ根の両端、目頭の先端のくぼみあたりにあります。
両手の人差し指の腹で、鼻を挟むように押します。
もしくは、片手の親指と人差し指で、鼻を挟むように押しましょう。
私は昔から、疲れを感じた時に、目頭のあたりを押さえたり、グリグリと刺激をしていました。
あなたの周りでも、よく目頭を押さえている人を見かけませんか?
どうやらその動作は、理にかなっているようです。
ちなみに睛明は、鼻水や鼻づまりにも効果があるようですよ。
風池(ふうち)
うなじにあるツボです。
首筋より少し外側で、うなじのくぼみの部分、髪の生え際ちょっと上あたりにあります。
後頭部を両手で支えるような形で手を置き、親指で押します。
多少動作が大きくなり目立つので、タイミングを見計らって、指圧してみましょう。
首のコリがほぐれるような感じがして、とても気持ちいいです。
指圧した後の余韻も気持ちよく、個人的には風池が一番効果がある気がしました。
耳をマッサージする
耳にはたくさんのツボがあると言われています。
耳をひっぱったり、揉んだりするのもいいのではないでしょうか。
実際に眠い時に、耳を揉んでみると、頭がスッキリする感じがしましたよ。
【その5】痛みを与える
痛みでなんとかする作戦です。
多くの人が、一度はやっているのではないでしょうか。
ここで、悪い例をひとつ。
髪の毛を抜いて眠気をこらえていたら、円形脱毛になってしまった、という人を知っています。
よくよく聞いてみると、毛抜きがクセになってしまったから、ということでした。
はじめは眠気をこらえるために髪の毛を抜いていたのに、そのうち抜くこと自体がクセになり、ある時、1か所を集中的に抜きすぎて、円形脱毛になってしまったようです。
何事もやりすぎは禁物です。
というわけで、痛み編です。
シャーペンでつつく
私が当時よくやっていた方法がこれです。
シャープペンシルなどの尖った先端部分を、手の甲や腕にグッと押し当て、その痛みで眠気を飛ばす方法です。
とは言っても、私の場合は、「眠気>痛み」となってしまい、あまり効果がなかったような・・・。
それでもやっていたのは、手軽さゆえです。
当たり前ですが、やりすぎると皮膚を傷めます。
つねる
こちらもシャーペンと同様、痛みによって眠気を解消する方法です。
頬や手の甲など、つねりやすい部分をギューッとつねって眠気に対抗します。
つねりすぎは、青あざになることもあるので注意しましょう。
毛をぬく
毛が抜ける時の、チクッとした痛みで眠気を飛ばします。
枝毛、白髪、髭など、自分の中で、抜いてもいいと思う毛を抜きます。
ですが、あまりおすすめはしません。
先ほども書きましたが、髪の毛を抜くのがクセになってしまう人もいます。
それに、傍から見ていても、気持ちのいいものではないですから、評判を落としかねません。
「あの人、抜いた毛を床に落としてて、気持ち悪いんだけど・・・」なんて噂がたつかもしれませんよ。
どうしてもという時に、1本くらい抜いてみるのはいいかもしれません。
【その6】メントール(ハッカ)の力を借りる
メントールのスーッとする清涼感は、眠気を覚ますのにピッタリです。
タイガーバームやメンソレータムを、手の甲などに塗り、眠い時に鼻を近づけて香りを嗅ぐようにするといいでしょう。
↑ こちらのノーズミントのように、眠気解消に特化した商品もあるようです。
ちなにに、私のおすすめはこちら ↓
スプレータイプのハッカ油です。
手の甲にスプレーして香りを嗅ぐことが多いですが、ハンカチやマスクにスプレーして嗅いでも効果があります。
夏は虫よけとしても使えるので、おすすめです。
ちなみに、上記すべてのメントールの軟膏やオイルは、直接目の下などにつけると、刺激が強すぎます。
涙が止まらなくなったり、ピリピリとした激痛に見舞われることがあるので、気を付けてください。
授業や仕事どころではなくなってしまうかもしれませんよ。
会社や学校のルール上、大丈夫なようであれば、清涼菓子を食べるのも良いと思います。
フリスクやミンティアのようなタブレットや、ミントのガム、ハッカの飴などです。
メントールではないですが、梅シートなどの、すっぱい味のものも効果がありますよ。
【その7】目薬をさす
目薬をさすことで、シャキッと覚醒できるかもしれません。
清涼感のある、クール系の目薬を選べば、よりスッキリとしますね。
眠気だけでなく、目を乾燥から守れるので、常に1本持っておくといいですね。
【その8】香り
眠気解消に効果的とされている香りは、たくさんあります。
ペパーミント、ローズマリー、ユーカリ、ジュニパー、レモンなどなど、他にもいろいろとあります。
これらのアロマオイル(エッセンシャルオイル)をハンカチに1滴たらして、眠くなった時に嗅いでみましょう。
アロマオイル以外でも、自分の好きな香りの香水などがあれば、それを利用するのもいいですね。
メントールのところにも書きましたが、ハッカ油もおすすめです。
スーッと爽やかな香りがして、気分も爽快になります。
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メンタルで睡魔に勝つ!
眠気を覚ますのに効果的なのは、なにも直接的な刺激だけではありません。
自分の気持ちを奮い立たせて、覚醒することもできるのではないでしょうか。
喜怒哀楽、羞恥心、恋心までも、フルに活用してみましょう。
【その9】過去の出来事を思い出す
楽しかったこと、嬉しかったこと、悲しかったこと、辛かったこと、憤慨したこと・・・
過去の印象に残っている出来事を、細かく思い出してみましょう。
特に私がおすすめしたいのは、「恥ずかしかった出来事」です。
消し去りたい過去も、たまには役に立ちますよ。
いつの間にか眠かったことも忘れていることでしょう。
ただ、授業中(仕事中)だということは、忘れないでくださいね。
【その10】頭の中で音楽を奏でる
好きな歌や演奏などを、頭の中で再生してみましょう。
好きなアイドルの歌を、ダンスの振り付きで思い描けば、ノリノリになって眠気も吹き飛ぶはず。
ついつい鼻歌で声に出してしまわないように、気を付けてください。
【その11】好きな人のことを想う
好きな人に思いを馳せましょう。
きっとドキドキして、眠気も吹き飛ぶはず。
※集中力は欠ける恐れあり・・・。
座りながらできる軽い動作で睡魔に勝つ!
長時間同じ姿勢をしていると、眠気も出てきて当然です。
座っていてもできる軽い運動や動作で、気分転換をしましょう。
【その12】手足の指を動かす
手足の指をグーパーしたり、手首や足首を回してみましょう。
また、指や手首を引っ張ったり伸ばしたりして、軽くストレッチをするのもいいですね。
指先を動かすことで、血流がよくなり、眠気の解消が期待できます。
一人じゃんけんなどの手遊びも効果的です。
やり方は、片方の手が、もう片方の手に、常に勝つようにじゃんけんをします。
その他にも、手遊び・指遊びはたくさんあるので、あらかじめ調べて覚えておくと、役に立つかもしれませんね。
【その13】姿勢を正す
正しい姿勢を意識して座るのも、かなり筋肉を使うので、眠気を飛ばせます。
女優さんやモデルさんになった気分で、キレイな姿勢で座るように心掛けてみましょう。
自分の憧れの人をイメージすると、眠たくてぐでっとなっていた姿勢も心も、スッと整うはずです。
【その14】表情を変化させる
顔の表情を変化させてみましょう。
凝り固まっていた顔の筋肉がほぐれ、眠気も引いていきます。
顔のパーツをすべて中心に集めるイメージで、ギューッと寄せて「酸っぱい顔」をした後、今度はパッと外側に開くイメージで、目も口もいっぱいに広げ「ビックリした顔」をしてみてください。
パッと開いた時に、眠気も飛んでいくことでしょう。
とは言え、どこから見ても変顔なので、両手で顔を覆うなり、マスクをするなりした上で、タイミングを見計らって、やってください。
体温調節で睡魔に勝つ!
ポカポカと暖かい昼下がり、とっても気持ちは良いですが、ついつい眠くなってしまいますよね。
教室やオフィスのエアコンの温度を、低く設定できれば一番良いですが、大勢がいる中では難しいですよね。
そんな時は、自分自身の体温を下げてみましょう。
【その15】衣服や靴を脱ぐ
カーディガンやジャケットなどを、1枚脱いでみましょう。
他にも、靴や上履きを脱いだり、服の袖をまくってみるのもありです。
体温が少し下がって、頭がスッキリしますよ。
【その16】首筋を冷やす
暖かくてボーッとする時は、首筋を冷やしてみましょう。
冷えピタなどを貼ると効果的です。
メントールのところでもご紹介した、ハッカ油やタイガーバームなどを、ごくごく少量、首筋に塗るのもいいです。
※ただし、かなり強力なので、その後に寒気を引き起こす可能性もあるので注意してください。ハッカ油で実体験済み・・・。
そういうものが無い場合は、手のひらで冷たい場所(机の鉄の部分など)をペタっと触り、その後その手を首筋にあてれば、少しひんやりしますよ。
最後に
眠気を覚ます方法を、いくつかご紹介してきたわけですが、実際にやってみてどうでしたか?
完全に眠気を無くすのは難しくても、”マシ”にはなったのではないでしょうか。
ここで、軽くおさらいをしておきましょう。
- 呼吸
【その1】深呼吸をする。
【その2】息を止めてみる。
【その3】大胆にあくびをしてみる。
- 刺激
【その4】ツボを押してみる。
【その5】痛みを与えてみる。
【その6】メントールを使ってみる。
【その7】目薬をさしてみる。
【その8】好きな香りを嗅いでみる。
- メンタル
【その9】印象的な出来事を事細かに思い出してみる。
【その10】頭の中で音楽を奏でる。
【その11】好きな人のことを考える。
- 動き
【その12】手や指を動かしてみる。
【その13】姿勢を正してみる。
【その14】変顔をしてみる。
- 体温調節
【その15】身に着けているものを脱いでみる。
【その16】首筋を冷やしてみる。
いかがでしたでしょうか。
私自身、ここ最近の眠気に困っていたわけですが、上記の方法を実践することで、かなり眠気を和らげることができましたよ。
これからの季節、もっともっと眠たい状況が、あなたを困らせるかもしれません。
そんな時に、今回ご紹介した「眠気を吹き飛ばす方法」が、少しでもお役に立てたら幸いです。
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